「選択する時はかっこいい方を選べ」。父の教え、恩師の言葉、NBAスターの名言 ANSWER内田佳佑を動かした5つのコトダマ

 

第一線で活躍する美容師たちの人生を変えた「言葉」に迫る連載企画「美容師のコトダマ」。今回登場するのは、ANSWER(アンサー)代表の内田佳佑(うちだけいすけ)さん。

アシスタント時代、先輩から投げかけられた一言。幼い頃に父から教えられた人生の指針。独立のタイミングで胸に刻んだ覚悟の言葉。これまでのキャリアの節目には、いつも自分の背中を押す“言葉”があったと言います。時には厳しく、時にはシンプルに心を貫く言葉の数々は、内田さんの価値観を形づくり、美容師としての軸を育ててきました。

 

反骨精神をエネルギーに変え、自分の感性を信じて道を切り拓いてきた内田さんの人生を動かした「5つのコトダマ」とはどんなものなのでしょうか。それぞれの言葉が生まれた背景や転機のエピソードとともに語ってもらいました。

 


 

「小さな環境で一番を目指さないやつが、外で一番になれるわけがない」

 

 

実は美容学生の時、美容師になるのをやめようと思っていた時期がありました。今考えると子供だったなと思うのですが、みんなで“前ならえ”する感じが嫌で。でもせっかく美容学校に進んだのだから、ひとまず美容室に就職しようと思い直したものの、就職活動にはあまり身が入りませんでした。

 

新卒で就職したのは都内の老舗サロン。漠然とキラキラした美容師像に憧れる反面、煮えきらない僕の気持ちを察してか、サロンのトップから言われた言葉です。この言葉を聞いたとき、「確かにそうだな」とスッと腑に落ちたんですよね。

 

「小さな環境で一番を目指さないやつが、外で一番になれるわけがない」。サロンという小さな環境でも、結果を出せない人間が、外の大きな世界で通用するわけがない。そう思うようになってからは、目の前の仕事や練習への向き合い方が大きく変わりました。

 

 

さらに、「外」を意識することで行動量も変わっていきました。当時はまだSNSも今ほど盛り上がっておらず、自サロン以外の美容師がどれだけ努力しているのかもわからない。でも、だからこそ「有名店の同期はもっとやってるんだろうな」とか、「自分よりもっと険しい道を歩いてるんだろうな」と想像していました。だったら、自分も行動量で負けている場合じゃない。「見えない強者」を競争相手に設定し、基準を下げない仕組みを自分に課して猛練習の日々が始まりました。

 

「選択をする時はかっこいい方を選べ」

 

 

これは父親からの影響が大きい言葉です。父はボクシングをやっていた人で、昭和気質というか、筋を通す人でした。子どもの頃から、「男としてかっこいい選択をしろ」っていう価値観をずっと見せられてきたんです。朝起きるか、二度寝するか。練習に行くか、行かないか。そういう小さな選択の積み重ねで人生はできている。だったら、常にかっこいい方を選べって。だから迷ったときは「どっちがかっこいいか」で選ぶという感覚が、小学生の頃から自然と身についていました。

 

美容師になってからも、それはずっと変わりません。キツイなと思うときでも、やった自分とやらなかった自分の「どっちがかっこいいか」を自問する。そうすると自然と、やるべき方を選ぶようになるんです。

 

 

前職では全店売上トップを2年半続けました。初めて当時の歴代1位の売上を達成した時に、2年間は1番である事を継続する、という新しい課題を自分に課して負荷をかけたんです。

もちろん簡単なことではありませんでしたが、自分でやると決めて継続する事の大切さを周りにも背中で見せて行きたかったですし、それをやり切るほうが「かっこいい」のは自明。結果2年半月間売上全店1位を続けることができました。

 

>尊敬する先輩からの言葉「選択と決断と覚悟」

 

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