“日本一の美容学生”の栄光は誰の手に? 代々木第一体育館で行われた『第一回 City & Guilds JAPAN CONTEST』をレポート!<PR>

2026年4月、リクエストQJが主催する就職イベント『QJ FES』会場にて『第1回 City & Guilds JAPAN CONTEST 美容学生日本一決定戦』が開催されました。
『City & Guilds(シティアンドギルズ)』は、イギリス発の国際的な技能認証プログラムです。日本では2015年より導入が開始され、2018年からはサロンワーク型の「City & Guilds国際美容技能試験」がスタートしました。同試験は、学生自身がモデルを招き、カウンセリングから接客・施術までを実践形式で行うことが特徴です。
実際のサロンワークに近い環境で、接客力・技術力・コミュニケーション力を総合的に評価し、学生のうちからモデル入客ができる“即戦力人材の育成”を目的としています。現在では全国の美容学校で導入が進んでおり、新規導入校も年々拡大しています。
本コンテストに参加したのは、『City & Guilds』が認定する美容学校に在籍する学生たち。接客力・人間力・発信力、そして知識・技術力の総合的な審査をもとに、日本一の美容学生を決定。その一部始終をお届けします。
全国の美容学校から10名の精鋭が決戦へ!

決勝の舞台となったのは、東京の代々木体育館。予選を勝ち抜いた総勢10名の美容学生が集まりました。日本一を決める決勝の審査は、大きく分けて2つ。1つ目の課題は、モデルカウンセリングと、カウンセリングをもとに決定した施術計画の発表です。2つ目の課題は、3分間で自身の将来の夢を語るプレゼンテーションです。
カウンセリングの課題は、抽選で担当するモデルを決定した後、各自で事前コミュニケーションを実施。決勝当日に初めて対面するモデルは、年齢も髪質も様々です。すでに接客力が試される場面で、学生たちもメモをとりながら、真剣な表情でモデルと対話を重ねていきました。

審査員を務めるのは、AMA TOKYO藤田圭介さん、Lecheveu小林俊さん、SOCIE 熊澤和成さん、Sui 冬木慎一さん、sifa 桐山尚之さんの5名の現役美容師たち。
「第1課題は、カウンセリング力を審査するというユニークな内容。お客さまへの接客を想定し、どう問いかけていくのか。対話の表現力や語彙力、共感力などの全ては現場のサロンワークで確実に求められるスキルです。どこまでモデルのニーズを掴めているか、重点的に審査していきたいと思います」と語ったのはSOCIE熊澤さん。審査員も、予選を勝ち抜いた意欲の高い美容学生の決勝戦に期待を寄せていました。

(写真左から:AMA TOKYO藤田圭介さん、sifa 桐山尚之さん、SOCIE 熊澤和成さん、Lecheveu小林俊さん、Sui 冬木慎一さん)
第1課題:対応力が試されるカウンセリング審査

第1課題のカウンセリングがスタート。制限時間は15分。10名の学生が、ステージ上で一斉にモデルへのカウンセリングを開始します。
緊張した面持ちでステージに立った出場者たちでしたが、いざ審査が始まるとその雰囲気は一転。担当するモデル=お客さまが、どんな髪色・レングスにしたいか、髪について悩んでいることはなにか。笑顔で、一つ一つ丁寧に聞いている様子が印象的でした。

(東京モード学園 佐々木愛理さん)

(大村美容ファッション専門学校 柿原葵さん)
審査員は、モデルに向ける表情や声色、言葉の選び方など、細かい点まで評価していました。審査員の藤田さんは「全体的に非常にレベルが高いですね。お客さま(モデル)の表情をしっかり汲み取りながら提案できていて、現場力の高さを感じます」とコメント。プロフェッショナルならではの視点で、参加者たちの対応力を高く評価していました。


(sifa 桐山尚之さん)
ヘアで提案する“相手に合わせた最適解“
15分間のカウンセリングが終了すると、施術方針の発表です。出場者たちは、1分間という限られた時間内で、モデルの希望に沿った提案内容を発表します。ステージ全体が張り詰めた空気に包まれた中でも、カウンセリングで取得した情報をもとに、最適な施術プランを組み立てていく姿は、まさにプロ顔負け。学生とは思えないレベルの高さを感じさせました。
鈴木颯翔さん(千葉美容専門学校)は、担当モデルの「夏に向けてスッキリとしたショートにしたい」という希望をしっかりヒアリング。ショートスタイルをベースに、「顔が長く見えてしまう」「前髪を作ると割れてしまう」という悩みに対してもシースルーの前髪を作ることを提案するなど、そのアプローチに至るまでの根拠が明快に語られました。

(千葉美容専門学校 鈴木颯翔さん)
一方で古瀬 綾子さん(東京モード学園)が担当したモデルは、「学校を訪問する仕事をしているので、落ち着いたカラーがいい」「髪は伸ばしている途中」という要望を持っていました。そのヒアリング内容を踏まえ、古瀬さんは、1センチ間隔でブラウンのローライトを入れることを提案。また、毛先を揃えて襟足の癖を抑えるカットを施し、アレンジのしやすい長さをキープする提案も合わせて行いました。
出場者それぞれがマイクを手にステージへ立ち、年齢・髪質も様々なモデルに真摯に向き合い、悩みや希望に寄り添ったプレゼンを展開。 “相手に合わせて最適解を導き出す力”が問われるステージとなりました。

(東京モード学園 古瀬 綾子さん)

(千葉美容専門学校 本宮 杏彩さん)
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