美容師21年目。もっと上手くなりたい。もっと深く知りたい。―MAGNOLiA DAISUKEさんの習慣―

 

パーマに魅了され美容師となり、その技術を磨き続けてきたMAGNOLiA青山(マグノリアあおやま)代表DAISUKE(ダイスケ)さん。お客さまが自宅でも扱いやすく、再現しやすいパーマスタイルを追求する一方、コンテストや雑誌撮影、ヘアショーなど、クリエイティブなデザインにも挑戦してきました。20年以上、確かな技術と豊富な経験を積み重ねてきた今も、毎日の営業後にはその日のスタイルを振り返り、「もっと良くできなかったか」と考える。技術を磨くことも、デザインを追求することも、誰かに伝えることも、決して妥協しないDAISUKEさんが、良い美容師であり続けるために大切にしている習慣とは。

 


 

鍵開け歴21年。早起きのワケ

 

 

僕、朝が早いんですよ。アシスタントの時から今もずっとサロンの鍵開けをしています。

6時半に起きてパッと準備して、7時半にはサロンに来ています。早く来て何をしているかというと、ウィッグを切っています。夜はスタッフの練習を見ることも多いので、朝は自分の練習に時間を使うことが多いですね。もちろん事務作業や朝練を見ることもありますが、基本的には自分の技術を磨く時間にしています。

 

 

アシスタント1年目の時はまだ鍵を持たせてもらえなかったのですが、鍵開け担当の先輩より早く来て、階段で筋トレをしながら待ってました。早く行ったものの、シャンプー練習をさせてくれる人もいないので、片手でウィッグをもって片手だけでシャンプー練習するという意味のないこともしてました。そのうち先輩が見るにみかねて、手伝ってくれるようになりました。

自分の練習もあったと思いますが、僕のために時間を作ってくれた。それに今でも感謝をしてますし、自分も今は人が上手くなりたい為なら遅かろうが休みだろうが付き合います。

 

当時はそれくらい「上手くなりたい」っていう気持ちが強かったんですよね。休みとかもいらないからとにかく上手くなりたかった。

 

今もその気持ちは変わっていません。来店してくださったお客さまにいいデザインを提供して、満足してもらって、また来てもらえればいいと思っているので朝はやっぱり練習になるんです。

 

お風呂タイムがサロンワークの精度を上げる

 

 

夜は家に帰るとすぐお風呂に入ります。毎日2時間ぐらい入ってますね。数年前、冬の寒い日に、部屋も寒かったんで、湯冷めしないように試しに長風呂をしてみたんです。そうしたら調子が良くて、そこから長風呂習慣が始まりました。そもそも僕は体調を崩すことがないので、その辺はわからないのですがきっといいはずです。

 

湯船に浸かっている間、まずその日のお客さまの振り返りから始めます。もちろんサロンワークは毎回全力で、その時一番いいと思ったデザインを提供しています。ですが、後からゆっくり考えると、「こういうカットもあったな」「薬剤はこっちもよかったんじゃないか」と、いろいろな可能性が見えてくるんです。

 

 

それから翌日のお客さまの予約をみて、「前回こうだったから、今回はこういうのはどうかな?」とか、次の仕事をシミュレーションする。それが終わると余った時間で音楽や映画などを観ます。

 

長風呂になる以前は、通勤とかちょっとした時間にやっていたことなんですが、まとまった時間をとって落ち着いて考えられるようになってから、ちゃんと仕事の振り返りができるようになりました。 その分、サロンワークの精度も上がったんじゃないかと思います。

 

>音楽を入り口に、好きな世界を深掘りする

 

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