銀座から世界へ! 美の巨匠、野沢道生の新たな挑戦

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ご存じ、元祖カリスマ野沢道生(のざわみちお)さんが、2015年からスタートさせた新サロン「Michio Nozawa HAIR SALON Ginza」。その設立の背景と今後の展開について、ご自身の美容師観に大きな影響を与えたという「あるできごと」のお話を交えて、ざっくばらんに語っていただきました。

 


 

今年で5年目を迎える被災地ボランティア

 

-NHKの「明日へつなげよう」で、野沢さんの被災地ボランティアの様子を拝見しました。活動は今年で5年目を迎えるということで驚いたのですが、どんなお気持ちで始められたのか教えていただけますか?

 

「母親の実家が福島だったこともあり、いてもたってもいられず、現地で何かできないかと思ったのが最初です。だから何かの義務感に駆られてとか、いいことをしたいとか、そういう感じではなかった。何ができるか分かりませんでしたが、行った先で仮設住宅の集会場をお借りして、そこでヘアアレンジをすることになりました。なぜカットはしないのかというと、地元の美容師さんの営業妨害になってしまうからです。

 

被災地ではヘアアレンジをした後、記念撮影をしていました。本当にお気の毒なのですが、昔の写真や着物が津波で流されてなくなってしまった方がとても多いんですよ。でも、髪の毛を綺麗にセットした素敵な写真が一枚でも手元にあれば、ふっと元気が出てくるかもしれない。そんな想いで活動していました。嬉しいことに、行くたびに『次はいつ来るの?』と言っていただき、年に数回訪問することに。気がつけばそれが5年続いていたという感じです」

 

現地写真2

 

-5年間のボランティア活動は、野沢さんにどんな影響を与えているのでしょうか。

 

「それはもう、影響大ですね。単純に、みなさんに喜んでいただいたことも嬉しかったのですが、改めてヘアスタイルの偉大さを感じました。髪は体の一部で、心とも繋がっています。髪を変えれば、元気になります。そのことを実感したので、サロンワークにおいても、より細部にこだわりながら施術できるようになりましたね。

 

『似合わせ』の幅も広がりました。被災地の方のライフスタイル、洋服、髪の艶や毛流れ、毛質などを踏まえて、膨大な選択肢なから一つひとつ最善のものを選んで、その人ならではの美を引き出してきたつもりです。この経験が、僕の美容師としてのポテンシャルをより引き出してくれたと思います」

 

現地写真1

 

>銀座という街を選んだ理由

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