接客前の体臭ケアで顧客数UP!? 今すぐできる5つのニオイケア

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暑い夏が近づいてくると、いつも以上に気になってしまうのが体臭です。体臭のせいでお客さまに不快な思いをさせてしまう…なんてことは避けたいですよね。そこで今回は、接客前に簡単にできるニオイケア5つを美容ライターの大野えりかさんに紹介してもらいます。接客中でも臭わない、爽やかな美容師を目指しましょう!

 


 

その①-ワキのニオイケア-

汗とともに身体に溜まった老廃物を流しておこう

 

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美容師が一番気にするのが「ワキ」のニオイではないでしょうか? シャンプーやカットをするとき、お客さまの顔に最も近づく部位ですので、とくに気を配ってケアしておく必要があります。

 

ワキのニオイの原因は、毛穴から出てくる汗。汗は皮脂と混ざり合って酸化したり、雑菌の繁殖を助けることでニオイが発生します。

 

接客前日のケアとしては有効なのは、適度な運動や半身浴で汗をかくことで、カラダに溜まった老廃物を流しておくこと。また、ゴボウや納豆など食物繊維の多い食べ物を摂取し、腸内環境を良くしておくことも効果的です。接客当日のケアとしては、殺菌効果のあるクリームを出勤前に塗っておいたり、休憩中に汗拭きシートを使ったりしてニオイを予防しておきましょう。

 

その②-口内のニオイケア-

口臭の原因はストレスと口内環境の悪化

 

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接客中に会話をしていたとき、口からニオイが漂ってきたらお客さまに不快感を与えてしまいますよね。口臭ケアはとても大切なんです。

 

口臭の原因は大きく分けて2つあります。ストレスなどによって「胃の調子が悪い場合」と、虫歯や歯磨き不足で「口内環境が悪化している場合」です。

 

胃の調子が原因の場合は、残業や寝不足が続いていないか生活態度を見直してみて下さい。「質のいい睡眠」は心身のストレス解消になるので、早寝早起きを心がけましょう。口内環境が悪化している場合は、朝晩だけでなくランチなどの食後にも必ず歯磨きをしたり、普段から緑茶を飲むのがおすすめ。緑茶は殺菌効果が高く、口内・胃腸・腸内の調子を整えるのに最適です。

 

その③-疲労臭のニオイケア-

こまめに水分補給をし、過度なダイエットは避けること

 

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長時間の仕事を続けていると、カラダに疲れが蓄積してしまいます。そんなときは疲労臭がしてしまう危険性があります!

 

疲労臭というのは、「肝機能が低下してアンモニアが排出できずニオイとなって出てくるもの」と言われています。なので、水分や食物繊維をよく摂り、我慢せずにトイレに行くことが一番のケア方法。

 

また、疲労臭がひどくなる原因として“過度なダイエット”が挙げられます。食事制限をすると排泄機能が低下し、便秘になりやすいためです。ダイエットは、長期計画で適度な運動を行いながら健康的に行なうようにしましょう。

 

その④-頭皮のニオイケア-

シャンプーの泡はマッサージをしながらやさしく流して

 

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頭皮を扱う美容師自身が、頭からイヤなニオイを発していたら、信用がガタ落ちしてしまうかもしれません。頭皮のニオイの原因は、毛穴につまった汚れと皮脂の酸化によるもの。そのため、毎日のお風呂時に汚れを丁寧に洗い流すことが大切です。

 

しかし、市販のシャンプーは洗い残しの原因になる場合が多く、逆に毛穴を詰まらせてしまう原因にもなります。毎回、お湯でゆすぐときにやさしく頭皮をもみ洗いをするなど、マッサージを行なうようにしましょう。お客さまばかりではなく、自分にも頭皮ケアを実践してみてください。

 

その⑤-足のニオイケア-

重曹入りのお湯に10分。足のニオイを撃退しよう

 

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美容師は立ち仕事。だから「帰宅後に靴を脱いだら足からニオイが…」なんてこともあります。そんなときは、お湯を溜めた洗面器に重曹を大さじ3杯入れて、10分ほど足を漬けておきましょう。重曹は足の臭いの原因成分を中和してくれる働きがあるので効果的です。

 

また、勤務中は通気性のよい靴下や靴を履き、休憩時間に汗ふきシートで足の裏と指の間を拭いておくといいでしょう。雑菌の繁殖を防ぐことができるため、おすすめのケアです。

 

 

悪臭はカラダが発しているSOSのサインでもあります

 

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体臭がイヤな悪臭になるのは、ストレスや疲労によって腸内環境が悪化し「排泄機能が低下する」ことが原因。腸内や血中にある老廃物が、尿や便となって上手に排泄できなくなるためです。つまり悪臭は、「いらないものが体内に溜まっているよ!」と教えてくれているカラダのサインでもあるんです。

 

体臭ケアのポイントは、「体内にいらないものはこまめに出す」こと。お客さまに快適なひとときを提供できるよう、暑い夏の今こそニオイケアを行なっていきましょう。

 

(文/大野 えりか)

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