わずか5年でPELE総代表まで上り詰めたmiyuさんが、歩みを止めないワケは?

 

2021年のインタビューからわずか5年。当時トップスタイリストとして活躍していたmiyu(ミユ)さんは現在、東京を中心に全国主要都市で10店舗を構えるPELE(ペレ)の総代表を務めています。

代表になった今も誰よりもサロンワークをこなし、毎月圧倒的な結果を残しているというmiyuさん。そのバイタリティはどこからくるのでしょうか? 2026年9月に始動した、自身がプロデュースするヘアケアアイテムブランド『miyu』に込めた思いも合わせ、これまでの5年間の歩みを伺いました。

 


 

周りの期待が嬉しかった

 

 

─前回、2021年の取材からわずか5年でPELEの総代表に就任。この5年間、どんな思いで仕事に向き合ってきましたか?

 

私はもともと負けず嫌いで責任感も強く、何事も「どうせやるなら一番がいい」と考えるタイプ。挑戦し続けたい、現状に満足せず上に行きたいという思いはずっと持っていました。

でも、総代表になることを目指してここまで走ってきたわけではないんです。昇格やキャリアアップを見据えていたというよりも、その時その時で自分に求められることに全力で向き合ってきた結果、今があるという感覚が強いですね。

 

それこそPELEに入った当初は、経営目線というよりはいち美容師として、「とにかくお客さまを可愛くしたい、もっと上手くなって選ばれる美容師になりたい」という気持ちで毎日必死でした。

そこから売上が上がり、後輩が増え、店舗を任せてもらうようになったことで、自分1人が結果を出すだけではなく「どうやって周りを成長させるか」「どうすればお店が良くなるか」を考えるようになったんですよね。

 

 

もちろん、立場が変わるたびに責任も仕事も増えますし、大変なこともありました。それでも逃げるのは嫌だったし、「自分がやるしかない」と向き合ってきたからこそ、ここまで辿り着けたのかなと思います。

 

─そのモチベーションはどこからきていますか?

 

実は私、仕事に対するモチベーションってあまりないんです。ないというよりは、上下することがない。やると決めたらやるし、アベレージから多少上がることはあっても一定のラインより下がることはありません。それはアシスタントの頃から変わらないですね。

頭にあるのは、ただ「お客さまを可愛くしたい」という思いだけです。練習するのも、お客さまをもっと可愛くするためには技術をあげる必要があるからだし、売上を追うのも、より多くのお客さまを可愛くしたいから。それだけを考えて美容師をやってきました。

 

 

そんな私が怒涛の日々をここまで駆け抜けられた原動力は、RYUSEIを始めとした周りのスタッフが私に向けてくれた期待だと思います。「もっといける」「まだできる」と言われることがプレッシャーになる瞬間もありましたが、それ以上に「その期待に応えたい」という思いが強かったんですよね。

それに応えられたときの達成感も大きくて、もっと頑張ろうと思える。なので、今振り返っても「楽しかった」と思える5年間でした。

 

今は、背中を見せることも仕事の一つだと思う

 

 

─多くのスタッフさんが、憧れの人としてmiyuさんの名前を挙げています。そのポジションは、意図して築いたものですか?

 

全く意図していませんでした。私に憧れてほしい、憧れてもらえるような人であろうと思って行動したことはほとんどありません。大切にしているのは「誰よりも、自分が一番やること」です。

店長や代表になってからはもちろん、その前から、口だけで「頑張ろう」と言うのではなく、自分が売上を作ること、SNSで発信すること、練習してお客さまに向き合うことを意識していました。自分ができていないことを人に言うのは嫌なんです(笑)。

なので、もしスタッフが私に憧れを抱いてくれているのであれば、そうして仕事に向き合ってきた姿を見てくれた結果なのかなと思います。

 

 

ただ、総代表になった今は、以前よりも「見られている」という意識は持つようになりました。自分の行動や言動ひとつで、スタッフの意識が変わることを実感しているので、気が引き締まりますね。私を見た若いスタッフが「ここまでやっていいんだ」「私もこうなりたい」と思ってくれるなら、背中を見せ続けることも仕事の一つなのだと思います。

 

─代表になって、教育面などで担う役割が増えることに戸惑いはなかったですか?

 

正直、前社にいた頃はそういう思いを抱いたこともありました。若かったこともあって「なんで、やる気が全然違う人と同じ土俵に立って教えないといけないんだろう」とか(苦笑)。でも、PELEはRYUSEIや他のスタッフと一緒に作ってきたサロンだし、スタッフも含めてみんなの足並みが揃っているので、後輩たちを見る時間もすごく楽しいです。

 

 

それと、総代表になって改めて感じるのは、全員が全員、私と同じ意識やモチベーションじゃなくて当たり前だということ。多分、みんなの意識が100%だとしたら、私は常に150%くらいの意識で生きてるんですよ。でも、それは自分がおかしいだけだということに気づきました(笑)。

年齢を重ねたのもあるし、RYUSEIたちと話す中で、その人はその人なりに頑張っているんだから、それをしっかり認めて伸ばしてあげるのも自分の仕事だと思えるようになったんですよね。

 

>お客さまに向き合うことで、自然と数字がついてくる

 

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