#♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人vol.9 #オルチャンヘアcache cache前田渉さん

 

今やSNSは美容師にとって欠かせないツールです。スタイルを発信して集客につなげるのはもちろん、お客さまとのコミュニケーションに使ったり、サロンワークの記録用だったり。使い方や発信の理由はさまざま。溢れるポストの中、#(ハッシュタグ)でスタイル名や技術名がアピールされているのは見る方にも大切な指針になります。そこで、Instagramで#♡♡♡♡♡♡♡(スタイル・技術名)で検索した際に、そのときの人気TOPに上がってきたスタイル写真の美容師さんにそのスタイル・技術についてのこだわりや、SNSの使い方などについて伺います。

第9回は#オルチャンヘア。#オルチャンヘアでTOPにあがってきたのは、「わたるマジック」で有名なcache cacheのオーナー前田渉さんでした。(2019年12月検索時)

さまざまなメディアで活躍する前田さんの投稿ですが、どのようにして#オルチャンヘアで一番上に出てくるようになったのか、スタイル作りのこだわりや、SNSの活用方法、そして今までにバズった投稿&スタイルの裏話などを伺いました。

 


 

カメラマン?ヘアメイク?“美容師っぽくない”からの広がり

 

 

――前田さんは、インスタグラムはいつ頃から始めたのでしょう?

 

今はアカウントが2つあるのですが、@cachetaroというアカウントを始めたのが2015年の1月1日です。今みたいに美容師さんが集客ツールとして使うようになるだいぶ前、趣味のような感じで始めました。こちらのアカウントはスタイルがわかる写真というより引きの写真や雰囲気重視で髪が隠れている写真をアップしているので、あんまり美容師っぽくないアカウントなんですよ。

なので、お客さまからは「わたるさんって美容師なのかヘアメイクさんなのかカメラマンなのか何やっている人なのかよくわからないですね」と言われることが多く、それならと@wataru_magicというアカウントで2017年頃からBefore・Afterをわかりやすく紹介するスタイルを重視した投稿を始めたんです。まったく雰囲気が違う写真をアップして@cachetaroをフォローしてくれている人が戸惑ってしまうのを避けるために差別化しました。

 

@cachetaroではヘアだけでなくファッションや表情など“カワイイ”を追求した写真を

――なるほど。今回#オルチャンヘアでトップに出てきたのは、@cachetaroの方ですね。現在#オルチャンへアで検索すると、11万8,000件の投稿が出てくるのですが、その中でトップになるための取り組みなど意識されていることはありますか?

 

投稿数の多いハッシュタグをつけるというのは意識しています。それだけ見てくれている人が多くなるということだと思うので。今は韓国ブームやK-POPブームなので、お客さまから出てくるワードを吸い取るようにしています。「韓国っぽい前髪にしたい」というお客さまがどういうワードで検索するかというと、#オルチャンヘアや#オルチャンバングというタグだと思うので。見てくれている人の母数の多い投稿の中でどれだけ目に留まる写真を上げられるかが重要ですね。

 

――前田さんのオルチャンヘアはどんなところにこだわりがありますか?

 

前髪ですね。

おでこが透けるくらいのシースルーバングで、ちょっと目にかかるくらいの長さで切り、コテで巻いて流す。仕上げにはバターをつけてしっとりさせています。

メイクもオルチャンっぽく見せるために極力引き算をしてほとんどすっぴんに近く見えるようにしています。ツヤ肌感を出しつつチークは薄め、リップだけ赤を強めにしています。

 

 

>汎用性とオリジナルで#を制す!

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