ヘアカラーで劇的再生。酒井元樹のブリーチからオンカラーまで完全収録。Couture Color Magicに目が離せない!

 

本誌リクエストQJの秋号で一際注目を集めたトピックスが、酒井元樹のカラーによる劇的ビフォー&アフターでした。今回はその全プロセスを収録。ハイダメージのロングヘアを、きめ細かな処方的カラーで見事に蘇らせていく過程をQJナビDAILYでも初公開します。また動画でもそのプロセスをあますところなく紹介していますので、是非ご覧ください。

 

動画レポートはこちらから

 


 

圧倒的ビフォー&アフターでその差は歴然。ハイダメージの髪がここまで蘇る! 至極の再生テクニック。

 

 

酒井さんのインスタグラムが注目される理由の一つが、圧倒的なビフォー&アフターの差。パサつき、色ムラ、ハイブリーチによるダメージのある素材を、酒井さんの手で見事によみがえらせていること。幅広いカラー表現はもちろん、ダメージをケアし、素材の状態に合わせた見極め方法、狙った色を確実に表現する確かなプロセスなど、至極の再生テクニックを紹介してくれました。

 

 

<カウンセリング>

 

もともとグラデーションの名残りのあるブリーチが入っていて、黒染めとブリーチが混在。どこまでを塗り分けていけばいいか、その境界線がはっきりしない中間部分に対しては4.5%でブリーチ。時間差で根元、毛先と、ダメージ部分にも配慮しながら熱をこもらせないよう徐々にブリーチを働きかける。また残留色素が残る中間にはさらに追いブリーチで赤みをとり、まずは1回目のブリーチで全体の明度差を合わせる。2回目のブリーチでは全体にスライスを取りながら赤みをチェックし、薬の強さを加減して新しいブリーチ剤をプラス。完全にムラなくリフトアップさせる。オンカラーではホワイトグレーをベースに水色を薄く重ねる。またバングから顔まわりにインナーカラーを入れて個性的なカラーデザインを提案する一方で、全体に塩基性カラーで薄いブルーのハイライトを入れることでホワイト系カラーの色持ちをアップさせる。

 

>追いブリーチと2回目ブリーチで、残留色素を徹底除去。素材の状態を細かく確認しながら、明度差をなくす

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング