フォロワーたったの300人の美容師が、2年で「#メェロメイク」の発信者に! —ALBUM 桑原大貴さんの「このサロンで働く理由」—

発信が集客に結びついたのは万単位になってから

 


とはいえ、『ALBUM』で働き始めた最初の頃はけっこう大変でした。まず以前のサロンとお客さまの層がまったく違いましたから。お客さまへの接し方も、お客さまがこだわるポイントも、すべて違いました。もう、とまどいばかりでしたね(笑)。

で、どうしたかというと、自分にお客さまがいない時間は、ひたすらトップの人たちの仕事を見ていました。そして、とにかく真似をするようにしたんです。そのうち自然とサロンのテイストも好きになって、なじんでいったという感じです。

実際にここで働くことが楽しくなってきたのは、SNSのフォロワー数がある程度伸びてきて外部の仕事も依頼されるようになってきた頃。フォロワーが2万人、3万人になった頃だったように思います。そのくらいになってやっと、新規のお客さまが毎日ポツポツ入るようになってきました。


「便利なだけ」のアカウントから、「任せられる」美容師に


フォロワー数が伸びたはじめのきっかけは、メイクでした。もともと自分がやっていたメイクを、動画として載せてみたんです。その次はヘアアレンジ。これもけっこう当たりました。

でもメイクやヘアアレンジって、実はフォロワーは増えても集客にはつながりにくいんですよ。「便利だな」って思われるだけ。代表にもそれを言われて、ヘアスタイルやヘアカラーの写真、施術中の動画といった、美容師としての普段の仕事がわかるようなものも積極的に載せるようにしました。そうしたらやっと、集客につながるようになって。

やっぱり実際に足を運んでもらうのって、すごく大変。この人に任せて大丈夫だなと思ってもらえて、やっと何百人中の1人とか、何千人中の1人が来店してくれる……。SNS集客は可能性に満ちているけれど、同時にすごく奥深くて大変なことなんだというのを実感しました。

 

>キャッチーじゃなきゃ、埋もれちゃう

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング