びよう道 vol.6 U-REALM会長 高木裕介さん 〜みんなが修業に没頭できる環境を、僕たちが創っていくべきなんだ〜

天才肌のカリスマのカットをマニュアル化

 

 

予約は何カ月も先まで埋まっていたから、休める日がありませんでした。日曜日に早く営業が終わった日は、社長とスタッフが一緒にご飯を食べにいったりしていたんですが、僕は予約があるのでいけなかったんです。それがちょっとつらかったですね。けれど、人間は窮地に追い詰められないと、本当の意味での成長はできないから、今となればあの忙しさを乗り越えた自分に感謝しています。

 

デビュー直後は携帯に入っている友達の番号に全部電話しました。他店で働いている同期たちがまだアシスタントだったので、友達を紹介してもらったこともありますね。朝はラフォーレ原宿の前で、営業後は渋谷のハチ公前あたりでお客さまをハントしていました。ほかにも、メイクやアップスタイルを先輩から習うなど、美容のことしか考えていない時期がありました。

 

 

AFLOAT代表の宮村浩気さんのつくる、柔らかいレイヤーがどのように生まれるのか知りたくて、何度も話を聞こうとしたことがあります。けれど、天才肌の人だから「こうやったらかわいくなるから」という直感的なアドバイスが多くて、頭で理解することができなかったんですよね。そのため、宮村さんにウィッグでレイヤーをつくってもらって、同期の仲間と「立ち入り禁止」と張り紙した個室にこもって研究しました。

 

まずは、ウィッグをもとに展開図をつくって、そこから「ここはどうして長いんだろう」「なんでここだけちょっと短いんだろう」という具合に話し合って、カットの理論を肉付けして、ほかの人にもわかるようにマニュアル化していったんですよ。こんな感じで、人に教えることが得意になり、その後セミナー講師としての活動へとつながっていったんです。

 

>37歳であえてPEEK-A-BOOのカットスクールに通った理由

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