23歳で新規出店を任された美容師の、マイポジションのつくり方—ALIVE 白土諒さんの働く理由

「サロンの中」というポジションを決めた2年前。これからはもう一歩外へ

 

 

ALIVEはもともとスピード教育を掲げているサロンです。僕もそれに惹かれて入社したのですが、入社してからのスピード感は想像を超えていました。だって今、24歳の僕が新店の店長になっているくらいですからね。そんなこと入社するときには考えてもいなかったです。

 

僕の同期には入社2年目のカラーリストで売上200万円を達成したと話題になった中村雄樹がいます。彼は発信力がすごく強くて、僕とはまったく正反対のタイプ。そんな彼がいたからこそ、僕は僕で今のポジションを見出せたというのはあると思います。

 

彼が外に出ていくなら、僕はサロンの中でお店の形をつくったり、スタッフのことを見ていく仕事を担おう。

 

この役割分担は自然な流れだったし、僕自身もそう決めてこの2年間くらいを働いてきました。その結果が、この店長職への抜擢だったと思います。

 

でもやっぱり、僕の中にも外に出て行きたいという欲があります。

 

昨年サロンの忘年会で語った僕の2018年の目標は、「今年は積極的に外に出て行って、外から仕事がもらえるようになること」でした。今年も後4ヵ月くらい。まだ形にしきれていないこの目標を形にしていくこと。そして今波に乗りつつあるオープンしたての吉祥寺店を、より加速させていくこと。この2つを胸に、これからさらに突っ走っていきます。

 

 

プロフィール
ALIVE
吉祥寺店店長 白土諒(しらと りょう)

1994年生まれ。東京都出身。資生堂美容技術専門学校卒業後、ALIVEに入社。2017年スタイリストデビュー。2018年5月、ALIVE吉祥寺店オープンに伴い23歳で店長に就任。ハイライトを生かした赤みのない外国人風カラーを得意とする。

 

 

(取材・文/福田真木子 写真/河合信幸)

 

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