売れっ子美容師がブライダルの仕事をはじめて、知ったこと―BOTTOMS金子真由美さん

2018.05.28

 

こなれかわいいヘアアレンジが話題を呼び、Instagramでも大人気の金子真由美(かねこまゆみ)さん。現在は、サロンワークをこなしながら、週1のペースでブラダルの仕事をされています。今回は、金子さんにブライダルの仕事をはじめた理由や、サロンワークとの両立、そしてブライダルだからこそ得られる楽しみについてうかがいました。

 


 

ゼロからスタートしたブライダルのお仕事

 

 

実は私、ブライダルの仕事に全く興味がなかったんです。就職するときもブライダルをやっているサロンかどうかは基準にしてなかったですし、そもそも美容師としてブライダルに関わることも考えていませんでした。

 

スタイリストになってから、雑誌でブライダルヘアのページを担当し、Instagramで私の作品を見てくださった方から、次々とお問い合わせをいただくようになっても、なかなかやろうという気にはなれず、ずっと断り続けていたんです。

 

それでも同じお客さまが何度もアプローチしてくださったり、中には来店してくださる方もいて。「こんなに求めていただいているんだから、1度くらいやってみるのもいいのかな?」という気持ちが生まれ、はじめてみることにしました。

 

ブライダルのお仕事をはじめたのは以前働いていたサロンの頃。そのサロンには、ブライダルのマニュアルや資料は一切なく、ブライダルの仕事をしている知り合いもいなかったので最初は本当に独学でした。ドレスの着付けに関しても、「パニエって何?」というレベルで(笑)。お客さまやウェディンングプランナーさんから教えていただき、試行錯誤しながら、とにかく経験することが1番勉強になりました。

 

失敗もたくさん、経験で学ぶ現場

 

 

ブライダルのお仕事は、ひとつとして同じことがない仕事です。会場によってパターンが違いますし、花嫁さんにとってその結婚式は一度だけ。同じ会場だったとしても同じ人をもう一度施術することはありません。はじめたばかりの頃は、「今日はどんなドレスがくるんだろう?」とか、「スタッフさんの空気感が合わず、やりにくい感じだったりしないかな?」とか、毎回不安に思っていました。今となっては「何でもこい!」くらいの気持ちですが、失敗もたくさんしてきています。

 

例えば、結婚式のアルバム用の撮影のとき、私の爪に主張の強いデザインジェルネイルをしていて、悪目立ちしてしまったことがあったんです。雑誌の仕事のときは、「プロセス撮りがあるから気をつけよう」と思いますが、そのときは「服をちゃんとしてきたし大丈夫」と、自分の手が写るという意識がゼロで。花嫁さんからすると、一生残るものなのでとても後悔しました。

 

お支度に関しても、予定では2時間あっても、1時間半くらいで仕上げるイメージで進めないといけないんです。それは、花嫁さんのもとに、プランナーさんや親族の方がいらっしゃることが多いから。遮るわけにいきませんので、その度に手を止めることになります。はじめのうちはそういったことも知らず、準備が押してしまうこともありました。

 

 

結婚式はご本人たちにとっては、一度しかない大切な日。遅刻も絶対ないように、目的地までの移動方法を入念に調べるのは当たり前です。ヘアメイクが体調崩して行けないなんてありえませんので、ジムに通い基礎体力を落とさないようにも気をつけています。自分が不安に思っていると、お客さまにも伝わってしまいます。逆に私が余裕を持っていることが安心感につながると思うんです。

 

>お客さまの人生の節目に立ち会い、長く付き合えるということ

 

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