本当のチャンスはもがき苦しんだ後にやってくる -Hair Salon WOMAN-

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有名店で修業を積んだスタイリストの太田敏さん(おおたさとし)とカラーリストの伊藤優子さん(いとうゆうこ)のコンビでワンランク上のスタイル提案している「Hair Salon WOMAN」。その共同代表の太田さんに、独立までの経緯や、「WOMAN」という店名に込めた想いなどを伺いました。

 


 

地元の電力会社を辞めて、美容師になるために上京

 

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高校まで長野県の宮田村というところで過ごしました。丸坊主で野球ばかりしていて、将来のビジョンもなく、周りに勧められるままに地元の電力会社に就職。でも漠然と東京に行きたいという気持ちと、何かしらのカタチで一国一城の主になりたいという夢がありました。お洒落に興味があったから、お店を出すなら美容師がいいなって思ったのが、美容師を目指したきっかけでしたけれど、やるからには覚悟してやるぞって意気込んでいました。そんな背景があって、会社を辞めて上京し、専門学校に通うことにしたのです。

 

専門学校を卒業したのはカリスマブームのころ。その火付け役のひとつになったサロンに就職しました。夢のある世界を間近で見られる環境だったので感謝しているのですが、仕事はハードでしたね。毎日帰宅は午前1時を回っていましたし、休日も朝から夕方までモデルハントをしていました。忙しいサロンだったのでお昼ご飯を食べる時間もなかったですね。でも、当時の仲間とよく話すんですよ。「あの頃の自分に感謝したいね」って。今の自分があるのは、あの頃の頑張りがあったからだと思っています。

 

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スタイリストデビューしたのは入社4年目のころ。最初はお客さまがいなくて精神的に辛い時期もありました。毎日死に物狂いでなんとか乗り越えていきましたけど、その頃は目の前のことで精一杯で「ホントに独立できんのか、俺?」みたいに思っていましたね。

 

>男が弱音を吐いてどうするの?

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