どれだけ大変!? 美容師の本気の保活vol.3 専門家に聞く保活の手順と虎の巻!  -出産・育児・保育園探しに迷う女性美容師へ!-

2017.06.26

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先輩ママ美容師たちの「保活」経験をお届けした「どれだけ大変!? 美容師の本気の保活」のvol.1、vol.2(5月25日、26日の記事)。保活ってやっぱり大変そうで、ちょっと難しそうでもありました。そこでvol.3では保活事情に詳しい専門家お二人に、保活の仕組みややるべきことについて教えていただいてきました。プレママ美容師はもちろん、プレパパも読んでおいてくださいね!

 

>>どれだけ大変!? 美容師の本気の保活 vol.1 -憧れママ美容師たちの「保活」方法 10の質問-

>>どれだけ大変!? 美容師の本気の保活vol.2 ―「保活」乗り越えたママ美容師たちの生の声

 


 

このお二人に伺いました!

 

プロフィール
曽山恵理子さん

東京都杉並区で2013年、待機児童の保護者が保育園増設を求めて自治体に申し立てをした「保育園一揆」運動の代表。現在はこどもと一緒に通えるワーキングスペース「こどもコワーキングbabyCo」を運営。東京都の子育て支援専門員として、多くのママたちの保活相談に乗っている。

 

プロフィール
菊地加奈子さん

社会保険労務士法人ワーク・イノベーション代表。女性を積極的に活用できる企業のしくみ・制度づくりを推奨。5児の母で、保育園も運営。

 

保活の準備はパパ、ママ共同で! 妊娠中から始めるのが◎

 

待機児童が多い地域に住むママ、パパにとって、保活は申し込み前の準備が勝負です。「子どもが生まれてからだと外出も大変。なるべく妊娠中から園見学などを進めておいたほうがいいですし、園見学の前にしておくべき準備もいろいろありますよ」と曽山さん。まずはその「いろいろ」も含めて、保活でやるべきことを箇条書きにあげてみます。

 

準備1:保育園について知る

     保育園の種類を知る、保育園のリストづくり

準備2:希望の保育園の検討

  保育園見学、申し込み状況の確認

準備3:入園希望時期の検討

準備4:ママ美容師としての自分の権利をチェック

     自分の勤務状況を確認、産育休期間は?

準備5:サロンとの復帰の約束と、復帰後の働き方についての話し合い

 

こうやって書き並べてみると、申し込みの前にやるべきことが多いですよね。そして男性側にできることも多いのに気がつきませんか? 「保活とは世帯をどう運営していくかという問題。母だけの決断ではなく、母と父がチームでやっていくものです」と曽山さんが言うように、パパを巻き込んで保活の準備を進めていくのが良さそうです。

 

  準備1:保育園について知る

 

どんな保育園があるかを知らなければ、どこに預けたいかも決められませんよね。保育園の種類を知って、自分たちの状況や教育方針に合いそうな保育園を探しましょう。

 

・保育園の制度を知る

「認可保育園」「認可外保育園」という言葉は聞いたことがある人も多いかもしれません。「認可保育園」とは、国が認可し、補助金を出している保育園で公立と私立があります。「認可外保育園」は、認証保育園(東京都、横浜市など)、保育室、保育ママ、ベビーホテルなどと呼ばれているものがそれにあたります。

 

認可保育園のメリットとしては、保育料が夫婦の収入によって決まり、一般的に認可外に預けるよりも安くなる場合が多いこと。また認可外と比べ保育士の人数が多く、園庭が広いなど環境面の良さもあります。申し込みは自治体にします。

 

認可外保育園は保育士の人数が認可と比べて少ない場合や、施設が小規模な場合があります。ただ各施設それぞれが運営しているので、保護者の利便性を重視した立地であったり、対応してくれる保育時間が長かったり、融通が利いたりといったメリットもあります。保育料の設定は施設ごとで、申し込みもそれぞれの施設に直接行います。

 

・保育園のリストづくり

保育園の種類を知ったら、預けに行ける範囲にある保育園をリストアップします。これが園の候補を決める資料になります。

 

 

  準備2:希望の保育園の検討

 

・保育園見学

保育園のリストから通わせたい園の候補を決めたら、実際に園見学へ。

 

「見学にあたっては夫婦で譲れないポイントを話し合って、方針を決めておきましょう。どんな園に預けたいのか、さらに言うと自分たちの子どもにどう育ってほしいのか。お子さんが8時間〜10時間過ごす場所ですから、保育園の環境は重要です」(曽山さん)

 

園見学は直接園に連絡を入れて個別に行く場合もあれば、認可保育園に関しては合同で見学日が設定されていることも。各自治体や見学したい園に確認をしてみましょう。また認可保育園でも私立の場合は園ごとに保育方針が異なるので、気になる園は必ず見学にいったほうが良さそうです。

 

細かい見学のポイントはこちらの厚生労働省のウェブページに記載されているので、参考に。

http://www1.mhlw.go.jp/topics/hoiku/tp1212-1_18.html

 

・申し込み状況の確認

保活の作戦を練るかを考えるうえで、希望園の申し込み状況を知っておくのも大事です。認可保育園は自治体に、認可外保育園は各園に確認を。待機児童が多い地域は、認可保育園に入園できるのは「宝クジに当たるようなもの」と曽山さん。入園できなかった場合も仕事に復帰できるよう、認可外保育園の入園権利を確保しておくことをすすめています。

 

 

  準備3:入園希望時期の検討

 

保育園リサーチとともに考えておきたいのが、いつから保育園に預けるか。ママの仕事復帰希望時期との兼ね合いはもちろん、地域の待機児童の状況も関わってきます。一番募集人数が多いのは、4月入園の1歳児クラス。でも同時に、応募する人も多いので競争率も高い時期です。ただ……。

 

「待機児童の多い地域での年度途中の入園は基本的に無理だと思っていたほうがいいと思います。転勤などで誰かが転園して空きが出ない限り入れません」(曽山さん)

 

そのため0歳児クラスの4月入園を目指すのもひとつの方法。ちなみに1歳児クラスは4月1日の時点で1歳になっていること、0歳児クラスは生後56日経っていることが、認可保育園の場合の条件です。早生まれの0歳児クラスは要注意!

 

>復帰にあたってママ側のチェック事項を解説!

 

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