Rougy上原健一さんの“一番古い”お客さまー程よい距離感が、長くいい関係性でいられるコツ

 

長く第一線で活躍し続ける美容師さんたちに古くからのお客さまをご紹介いただく、シリーズ「一番古いお客さま」。

 

今回、Rougy(ロージ)オーナースタイリストの上原健一(うえはらけんいち)さんにご紹介いただいたのは、アシスタント時代からお付き合いのあるお客さま。お客さまの旧姓をもじったあだ名で呼ぶほど、長くお付き合いのあるお二人。その自然体な関係性に注目です!

 


 

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秋山ゆかりさん

お客さま歴:20年以上

年齢:40代

 

学生のときにHEARTSのスタッフに声をかけられて専属サロンモデルに。

以来Double、Rougyと上原さん一筋で通い続ける。

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上原さんのところに行くと、帰りにはジャンプしたくなるぐらい、気分が上がるんです

 

上原:最初はウチ(HEARTS)のモデルさんとして出会ったんです。僕はまだアシスタントだったので、撮影のときにちょっかいを出す係で(笑)。

 

秋山さん:そうでしたっけ? 学生のときは東京で髪を切っていただけるだけでうれしかったのを覚えています。上原さんは全然変わらないですよね。

 

上原:いや、老けたって言われるよ。みやちゃん(秋山さん)こそ、全然変わらない。わりと早くママになったから、来店ペースもまちまちではあったけど、時間があいてもいつも同じテンションできてくれるから。

 

秋山さん:私は上原さんのところに行くと、帰るときにはジャンプしたくなるぐらい、気持ちが浮き立つんですよ。いつもお任せにしているんですけど、毎回違う感じにしてくれて、それがいつも前回を上回っているというか。どんどん楽しくなっていくんです。

 

上原:それはうれしいなぁ(笑)。だいたいボブかショートにすることが多いのだけど、そのときの気分で僕なりに、秋山さんがかわいくいられるヘアというのを考えていて。例えば今回は“冬のショート”がテーマ。コートの衿を立ててもえりあしが気にならない長さで、その代わり前髪はちょっと長めで北風が吹いてもサッと戻る、みたいな。

 

秋山さん:そうだったんですね!  上原さんがつくるヘアスタイルは、パッと見たときのデザインも素敵なのですが、例えば夏は子どもたちと海に行って髪が濡れてもサッと直せたり、春先は花粉症でマスクをしていても耳まわりが邪魔にならないスタイルだったりと、日常の中でいろいろうれしくなる発見があるんです。

 

 

上原:そう考えるといろんなスタイルをしてきたね、前髪が短いときもあった。

 

秋山さん:あのときは子どもたちからも「ロッタちゃんのママみたい」って好評でしたよ。髪型って自分ではどうにもできないことなので、毎回驚かせてくれる上原さんは、やっぱりすごいです。

 

上原:それは秋山さんを含め、スタイリストになりたてのときからついてくれたお客さまがいたから。下手なときから僕を信用してくれたっていう感謝の気持ちもあるし、ずっとかわいく、キレイでいてほしいじゃないですか。だから長いお客さまこそ、マンネリにならないように考えますし、さらに満足していただけるスタイルを提案したいと思っていますね。

 

秋山さん:私も歳を重ねて白髪が出てきたりといろいろありますが、上原さんにお任せしておけば、この先も心配いらないなって。

 

上原:大丈夫です、難しいほうが燃えるタイプなので(笑)。

 

>お客さまから見た上原さんはどんな人?

 

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