「7°の傾き」に込められた「LECO odd」のコンセプト 2022年3月に誕生した新店の狙いを内田聡一郎さんに聞いた!

同じビルに3サロン! LECOがドミナント戦略をする理由


 

―LECO、öben、oddが同じビル内にあるという、ちょっと凄いことになっていますが。

 

同じビルに集まっているのは、ちょうど良いタイミングでテナントの空きが出たということが大きかったのですが、ドミナント戦略も意識しています。ドミナント戦略は特定のエリアに集中的に出店して、そのエリアで優位性を発揮していくという考え方なんですけれど、これが美容室経営をするうえで、メリットが多いと感じていて。

 

例えば、今日も朝からみんながLECOに集まって練習をしています。これは教える側も、教えられる側にとってもメリットですよね。営業面でも、店舗が近いからこそ、スタッフの流動性が高まります。例えば、人が足りないときに、odd からöben にヘルプに入る、とかですね。トップスタイリストが、お客さまを同時に担当することもあるから、オペレーション的に見ても、店舗が近いから必要なところに人を集めやすいです。

 

 

今のところ1年に1店舗のペースで増えているし、みんなにも勢いというか、刺激を与えられているんじゃないかなと思います。それに、みんな近くにいるからこそ、LECOブランドを背負っているプライドとか、芽生えやすいんじゃないかな。

 

 

これから始まる「LECO第三章」とは

 

 

―今回の出店を機に、LECOが第三章に入ると内田さんはおっしゃっていました。どんなストーリーが始まるのですか。

 

まず第一章が、自分がプレイヤーからマネジメントの世界に入り、LECOを立ち上げていくというところだったと思うんですよね。第二章は、浦さん(QUQU代表 浦さやかさん)など仲間がどんどん増えて、共創していく時代だったのかなと。そして第三章は、その共創の輪を縦横に拡大させていくフェーズだと思っています。クリエイティブへの貪欲な挑戦をはじめとして、LECOの良さを最大限に発揮していきたいです。現段階では、次の第四章は思いつかないですけれどね(笑)。

 

でも、スタッフみんなが育つ環境をつくり続ければ、自ずとまた新しい章がやってくるでしょう。反対に人が辞めてしまうと、サロンの拡大も難しくなるし、いざこざが起こったりしますよね。手前味噌なんですけれど、ウチの店ってみんな仲がいいんですよ。変に馴れ合うとかじゃなくて、それぞれが自分の役目をみつけて、それをお互いに尊重して働いているというか。

 

それにこのLECOのことをみんなが大切に考えてくれています。この間もサプライズでLECO4周年を祝ってくれたんですよ。ケーキや動画なんかも用意してくれたりしていて、うれしかったですね。

 

 

>LECOのネクストジェネレーションに、ブランドを壊してほしい

 

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