【大御所出演】HEAVENS小松敦さん&HYSTERIA近藤繁一さん&LECO内田聡一郎さんが集結! 「チョッキン倶楽部」アフタートークで有名美容師鼎談が実現!!

 

東京渋谷の美容室LECOのオーナー、内田聡一郎さんが若手美容師や美容学校生に向けて発信するsoucutsラジオ。サロンワーク、クリエティブ、経営、教育、ファッション、DJとマルチに活躍し、さまざまなことに出会ってきた内田さんだからこそのリアルでハッとさせられるトークが展開されています。若手美容師、美容学生をはじめ、ベテランスタイリストやオーナーなど、どのフェーズの人にも、きっと「気づき」があるコンテンツです。

 

今回はHEAVENS小松敦さんとHYSTERIA近藤繁一さんのYouTubeチャンネル「チョッキン倶楽部」に内田さんが登場したことがきっかけで実現した、収録後のアフタートークを紹介します。美容業界の大御所たちが今、若い美容師たちに伝えたいこととは?

 


 

「器用な若手に対して、僕はタジタジしちゃっていた」(近藤)

 

チョッキン倶楽部内田さん回はコチラから

ゲストトーク3【前編】 内田聡一郎さん(LECO)_実は◯◯に出たかった_

内田:本日は「チョッキン倶楽部」という大御所の美容師さんお2人のYouTubeチャンネルにゲストとして招かれました。これから鼎談というかたちで、Voicyの僕のチャンネルで、アフタートークをさせてもらいます。「チョッキン倶楽部」はとても面白いチャンネルなので、ぜひあわせて見ていただければと思います。

 

では早速ですが、スペシャルゲストのHEAVENS小松さんと、HYSTERIA近藤さんです。よろしくお願いします!

 

小松近藤:よろしくお願いします!

 

内田:僕のVoicyの番組のリスナーさんには、美容専門学生とか、美容師が多いです。そんなリスナーさんたちに向けて、お二人からちょっと辛口のアドバイスや、激励をいただければなと思っています。というわけで、最近の若者をみて思うことなどありましたらぜひ!

 

近藤:お恥ずかしい話ではあるんだけど、最近、ウチの店は退職者が出ちゃって。今っていろんな情報が飛び交っているじゃない? InstagramなどのSNSで横のつながりもどんどん広がっていく。すると、若手の中に「はて自分ってどうよ?」という疑問が湧いてくるんだと思う。それが退職にもつながっているのかな。

 

僕らが若手の頃は、1000本巻けとかウィッグ100体切れとか言われて、愚直にやっていたじゃない? でも若い子たちは、最速最短でやりたがる。しかもそれが器用だからできちゃう。技術に限らず、個人ブランディングの仕方も上手じゃないですか。

 

それらに対して僕はちょっとタジタジしちゃったな、というのが自分の中の反省点としてあるわけ。

 

小松:へー、そんな感じだったんだ。

 

 

「『みんながやっているからやる』というのはダサい」(小松)

 

近藤:正直、SNSは得意じゃなかった。だけど今はTikTokも見たりしているんですよ。どういう世界か知るためにね。

 

今の若者は物心ついた頃からずっとそういうサービスに触れているわけじゃない?僕なんかはさ、「これいじったら壊れちゃうんじゃないか」とかおっかなびっくりやってきたわけだから全然違うわけですよ。

 

だから、若い子たちをリスペクトしています。僕にないものを持っているから。一方で、僕らだって彼らが持っていないものを持っていると思う。だから、最近はトップダウンより「共存」を意識しているかな。教育方針やスタッフへの接し方も試行錯誤しているところです。

 

内田:なるほど。今の若者に対して肯定的ですね。

 

小松:なんかちょっと若者を理解しようとしてない? 一生懸命TikTok見てるんでしょ?

 

近藤:見るだけだけどね。昔ならTikTokなんて俺には関係ないよって興味も示してなかったと思うんだけれども。

 

小松:若者を知ろうとすることはいいことなんじゃないかと思いますよ。僕なんかはね、一番気になるのはモラルが低下していることだね。偏屈親父っぽいかもしれないけれど「みんなやっているからいいじゃん」みたいなことをいう人もいるわけで、その感覚はダサいと思うんですよ。

 

内田:僕も最近、同じことを思いました。

 

小松:みんながやっているからいいとか、そういう心理がすごく嫌なんだよね。僕が思うに若者の特権は「俺はこう思う」と表明できることだと思うんだよね。

 

>「叱られた世代と叱られてない世代の分断を感じます」(内田)

 

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