人気サロンLIPPSが産んだ、ウルトラポジティブ美容師、大島コウヘイのルーツ

期待されて入ったのに、できないアシスタントだった

 

 

専門学校を卒業したら、有名店に入りたいと思っていました。有名店になるには理由があるはずだし、必ず学ぶべきところがあるからです。50から60サロンくらい調べて、LIPPSに決めました!

 

労働環境、教育がキチンとしていて信頼がおけたことと、実際に足を運んでみて、僕にとって圧倒的なクオリティを感じたからです!

 

 

入社後は、新入社員代表の挨拶に指名されたりしていたので、きっとサロンから期待されていたと思います。でも、1年目は全くうまくできなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。カリキュラムの進みも早くはないし、要領も良くなかったと思います。後輩に抜かれて悔しい想いもしました。「不器用」という言葉は言い訳みたいで使いたくないですが、専門学校時代から全力でやっているのに結果がついてこなかったんですよね。

 

ただ、結果がダメでも落ち込むことはありませんでした。落ち込んでいる時間はないし、「落ち込むほど自分は偉くない」と思っていたんです。できないことがあるなら、とにかくやるしかない。そんなふうに考えていました。

 

「ここで変われなかったら人生終わりだ」と奮起した

 

 

山口から出てきて、親の反対を押し切ってまで選んだ美容師という職業。

それなのにも関わらず、うだつの上がらない自分。とにかく1日の時間を限界まで仕事に突っ込むしかないと考えたんですよ。

 

時間の許す限りサロンでひたすら練習しました。週に一度の、先輩たちに見て頂く練習会では、常に積極的にアドバイスを頂いて取り組んでいました。

 

その日の反省点は必ずその日のうちに振り返る。週に2回の休日も常にイメトレしてました!その反復が大切だと思い、1年間美容漬けの毎日を過ごしました。

 

その結果、同期内で一番早くスタイリストデビューできたんです。
今になって思うのは、上手くいっていない期間は全く無駄じゃなかったということです。

 

簡単に上手くいかなかったからこそ、たくさんのものが見え、たくさんの気持ちを理解できました。それは今となってとても力になっていると実感しています。

 

 

>指名売上1740万円は会社のバックアップがあってこそ

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