天は彼に二物を与えた! OCEAN TOKYO Harajuku三科光平さんの頭の中を大解剖!

Q.チャンネルの登録数が39万人のYouTubeで伝えたいことは?

 

A.「お客さまの役に立つヘアセット」や「美容師のリアル」です。

 

あえて手の内を見せることで、世の中の美容師を刺激したい

 

お客さまから「サロンで習ったセット方法を忘れてしまった」「動画で見ながら練習したい」というリクエストがあり、ツイキャスでライブ配信をしたのがきっかけです。その後、より画質を高めるために、YouTubeチャンネルをつくりました。動画を見たことによって、お客さまのライフスタイルが少しでも快適になれば…という想いで制作しています。

 

自分の手の内を動画で見せてしまうのは、ビジネス的にはマイナスとも考えられます。ただ、僕個人の想いとしては、全国の美容師さんにも動画を見てもらうことによって、スキルアップにつながったら、それはそれでいいと思っています。OCEAN TOKYOですべてのお客さまの髪を切ることができるわけではないし、美容師さんが成長してお客さまの満足度を高めることができたら、それでいいのです。

 

現状に満足して、技術や知識のレベルが止まってしまっている美容師は、いつか誰からも選ばれなくなると思います。僕はそういう美容師を増やしたくありません。頑張る美容師が増えて、日本の美容師全体のレベルが上がれば、ガッカリするお客さまを減らすことになるからです。だからこそ、動画を見て刺激を受ける美容師が増えてほしいと思っています。

 

 

 

美容師のリアルを伝えることで覚悟を持った応募者が増えた

 

また最近は、美容師を目指す人向けの動画を増やしています。美容専門学校を卒業して、ヘアサロンに入り、ギャップを感じてやめてしまう人がかなり多いです。それがきっかけで、人生を棒に振る可能性も出てくると思います。だからこそ、美容師を目指す時点で、この仕事の厳しさを知っておいてほしい。美容師を目指す人を減らしたいのではなく、覚悟を持って美容師を目指す人を増やしたいのです。

 

もしかしたら、高校生や美容学生の夢を奪ってしまう可能性もあるかもしれません。それでも、進路変更をするのなら、早いほうがいい。動画の影響もあってか、甘い考えを持った応募者が減り、美容師のリアルを理解している応募者が増えています。

 

>何があっても、OCEAN TOKYOの人気を絶やしてはならない

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