24時間稼働でモデル枠開放、シャンプー台で睡眠 デビューの先に見据えた“売れる美容師”への道 ― 最速デビュー!ロケットスターター美容師 Miyu’s根本優斗 ―
デビューはゴールではない。売れる準備はアシスタント時代から始まっていた

編集部:最速デビューを果たし、デビュー9カ月目にして、目標にしていた「1年で売上150万」をすでに達成しました。デビュー前から、スタイリストになった後の目標やキャリアについて考えていたのでしょうか?
根本:そうですね。最速でデビューすることよりも、デビューしてからどれだけ早く売上を伸ばすかということを考えていました。
編集部:アシスタント時代から、デビュー後の売上を考えて動いていたんですね。
根本:はい。モデルさんを呼ぶ時も、ただ人数をこなせばいいとは考えていませんでした。無料で施術していたのですが、「自分の接客や技術に価値を感じてもらえれば、デビュー後に料金をいただくことになっても来ていただけるはず」と思って。実際にデビュー後に初めて担当したお客さまは、モデルカット時代にきてくれていた方。今も変わらず通い続けてくださっています。

編集部:価値を感じてもらうために、具体的にどんなことをしていたんですか?
根本:今もそうですが、カウンセリングは特に大事にしています。お客さまからのオーダーに対してできないことを無理に「できます」と言うのではなく、リスクも含めてしっかり伝えること。美容師側が良かれと思ってやっていても、お客さまのイメージと違ったら意味がないので。
あとは細かい部分ですが、ドリンクを出す時に紙コップへメッセージを書いたり、目線や話し方、言葉遣いも意識していました。
編集部:SNS発信も力を入れていたそうですね。
根本:はい。先輩方がSNSで集客に成功している姿を間近で見ていたので、絶対に必要だと思っていました。InstagramやTikTokは毎日投稿を続けていて、多い時は1日2〜3投稿していました。
モデルさんのスタイル写真や動画を発信するだけではなく、ストーリーズで予約につながる導線を作ることも意識していました。

編集部:デビュー前から準備していたことが、現在の集客につながっているんですね。
根本:そうですね。デビューしてから急に始めたというより、アシスタント時代から積み重ねていたものが今につながっていると思います。
23歳で40〜50代をターゲットに。若手美容師とは違う市場を選んだ理由

編集部:現在、根本さんは白髪メッシュなどを武器に、30代〜50代のお客さまも多く担当されています。23歳という年齢で、あえて大人世代をターゲットにした理由は何だったのでしょうか?
根本:これは結構戦略的に考えました。デビューしたては、同世代の若いお客さまを担当することが多いかもしれません。でも僕は、世の中にある髪の悩みを考えた時に、年齢を重ねた方ほどお悩みを抱えていると思ったんです。
AIなどで「髪の悩み」を調べても、白髪や薄毛など、加齢による髪の悩みが上位に出てきます。だったら、そこを解決できる美容師になった方が需要があるのではないかと思いました。
今の若い世代も必ず年齢を重ねていきます。長く美容師を続けることを考えた時に、30代、40代、50代のお客さまと今のうちから関係を築いていくことは大事だと思いました。
あとは正直に言うと、単価という部分もあります。お客さまが本当に悩みを解決したいと思った時に、価値を感じていただければ、必要な料金を払っていただけると思っています。

編集部:実際にどのように大人世代のお客さまを増やしていったのでしょうか?
根本:まずは身近なところから始めました。自分の父親に白髪メッシュをすることからはじまり、モデルさんのお父さんを紹介していただいたり。そして30代、40代の方にも似合うスタイルを作れることをSNSで発信していきました。
今では、お父さんを担当したことがきっかけで息子さんを紹介していただいたり、逆に息子さんから親御さんをご紹介いただくこともあります。
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大人世代の悩みに応えるデザインを発信
編集部:現在は白髪メッシュのお客さまが多いそうですね。
根本:そうですね。今は8〜9割くらいが白髪メッシュのお客さまです。メッシュキャップを使用してブリーチすることで、白髪をただ隠すのではなく、白髪を生かして品のあるおしゃれなスタイルに仕上げています。「白髪染めをしないで、おしゃれを楽しみたい」という方が増えているので、そうしたニーズと自分の提案がマッチしているのかなと思います。
>5回来店して初めて“リピート”最速デビューの先にあるもの。