クビ寸前からsandで生まれ変わった元ギタリスト天川貴之 月売1533万達成の裏側とは?

2022年12月、総売上1533万5760円を達成

 

 

入社後は、アシスタントからやり直しています。sandはショートやボブにこだわりがあるサロンですし、お店全体でお客さまをお迎えする姿勢で、ホスピタリティも全然違うんですよね。ロングやミディアムは切れましたけれど、短いレングスのスキルはsandに入ってから身につけたものです。

 

再スタートのビハインドを取り戻すべくSNSにも力を入れました。アシスタント時代からInstagramでカットモデルのビフォーアフターなど、1日3投稿くらいして、それを継続することで、フォロワーを伸ばしていました。さらに、アシスタント期間も休みや営業外でお客さまを担当することで、月60万円とか70万円くらいは担当していました。

 

sandにはSNSなどを使って、デビューしたらすぐ売れる文化があって、先輩たちのやり方を見て学んでいたので、自分もそこに乗っかることができました。

 

デビュー後はとにかく来てくださったお客さまのお悩みを聞いて、全力で可愛くする、ということを精一杯やりました。お客さまもデビュー月は100人、翌月は200人、半年後には300人くらいに増えていきました。気がつくと新規のお客さまが2カ月待ちくらいの状況になっていました。

 

 

そして、2022年12月に物販と技術売上を合わせた総売上1533万5760円を達成しました。

僕はsandの環境や先輩たちに育ててもらってきました。だから後輩たちにも自分を超えて育ってほしいという気持ちが強いんです。

 

後輩たちにカリスマになってもらって、さらに下の後輩の育成をし、sandの未来を担ってほしいと思い六大将軍プロジェクトを始動しました。キングダムの六大将軍になぞらえて、彼らが国を盛り上げるように、新たなsandの未来を担っていく柱を作りたいと思って始めたプロジェクトです。

才能は溢れているけれどまだチャンスに恵まれていない6人を集めて、自分の名刺代わりとなる【美容業界初の事例】をそれぞれに作って爪痕を残そう!そしてお客さま、スタッフ、手の届く人たちに最大限還元しようと結束しました。

 

僕もみんなと一緒に頑張り、全員の目標を達成する希望になりたいと思い、12月の営業を全力で行いました。

 

以前から、売り上げや数字ではなく、お客さま目線でのサービスや技術の確認、リピートしてくださるお店作りについて、お客さまに本当に使ってほしい商材は何かなど、ミーティングを何度も繰り返し、お客さま満足度を追求した先に今の結果があると考えています。

 

ショートやボブの髪質改善に特化し、突き抜けた

 

 

僕はショートやボブという強みに加えて、縮毛矯正など髪質改善の技術を磨いていました。美髪系の施術はレングスが短いと特にごまかしがきかないんです。毛髪や薬剤の知識だけではなく、カットの技術にも自信がないとできません。だからこそ、そこにフォーカスして技術を突き詰めてきました。

 

髪質のせいで、ショートやボブを諦めていたお客さまが多いので、成功したら感動していただけるし、リピートにつながるんですよ。

 

髪質改善、縮毛矯正をされるお客さまには半年に一回のメニュー提案が大事だと思います。一番癖が気になるであろう6月の梅雨時期にベストパフォーマンスを出すことが重要です。

お客さま一人ひとりクセの状態や髪質に対して、事前にトリートメントやカラーのタイミングなど年間計画を考えてお伝えさせて頂いています。

ここまでやる?というくらい徹底的にお客さまの状況を考え尽くした準備と、未来予想図をお見せすることが大切です。

12月に大きく売上があがったのは6月の半年後である12月が多くのお客さまのベストな来店周期だったということもあります。

 

僕のお客さまは継続して通っていただいてる方がほとんどで、月間300人〜400人ほどいらっしゃいます。沢山のお客さまが僕の提案する年間プランを信頼してくださり、日頃から「忙しいそうだけど、頑張ってくださいね」と温かく応援してくださいました。そんな環境があったからこそ1500万円という大きな数字が達成できたのだと思います。

 

1500万達成当時メインアシスタントをしていたお二人と(左:杉田海渡さん、右:NONさん)

 

もちろん、自分一人の力で1500万円以上売り上げ、お客さまに幸せになって頂くことはできません。メインアシスタント2名と、ほかのアシスタントも一緒になってサポートしてくれたからできたことです。

 

アシスタントの心のこもったおもてなしや提案を気に入っていただき、リピーターになってくださった方も少なくないと思います。

 

>美容業界の常識を覆すサロンをつくりたい

 

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