シンプルに「有名」になりたい。チャンスを掴むために大阪から東京へ —SHACHU KOUSEIさんの「このサロンで働く理由」—

一度断った店長職。なってみてオーナーの言葉が腑に落ちた

 


店長の役職についたのは1年くらい前です。はじめはそういった役職に興味がなくて、断りました。だって僕はとにかく有名になりたいだけなので、店長になる必要性を感じなかったんです。でも実質、店舗が2店舗に増えたり、後輩が増えてきたりして、僕がレッスンを見たり、後輩たちの意見を吸い上げる役割を担うようになってはいました。そんな僕を見て、「有名になりたいなら、上に立つ役割を経験したほうが近道かもしれないよ」と宮地に言われて…。今思うと、僕が学ぶべきことが宮地にはわかっていたのでしょうね。「じゃあ、一回やってみよう」と店長の役を受けることにしました。

店長になってみたら、宮地が言っていたことも少しわかるような気がしました。有名美容師というのは、みんなを惹きつけられる人のことだと思うんです。きっとヘアスタイルや自分自身のキャラクターで第三者を魅了し、それを積み重ねていくことで有名になっていくんですよね。店長はスタッフの中心に立ち、影響力を持たないといけない。有名な美容師になる力をつけるためにも、店長としてみんなを引っ張っていける人になるのは、大切な過程だと感じています。


みんなにとって働きやすい環境をつくりたい

 


うちは宮地が圧倒的なリーダーシップで引っ張っているサロンです。すごいなと感じるのは、一時も止まることなくどんどん前に進んで行く姿。たとえばスタッフ間で何か問題が起きたり、ついていけない子が出たりすると、普通は下に足並みを揃えたりすると思うのですが、宮地は一切進む速度を緩めません。それがサロンに絶えず新しい仕事が入ってきて、短期間で有名になっていった理由のように思います。

店長としての僕の役割は、下の子たちの声を聞いて宮地に届けること。レッスンのことにしても、スタッフ間の人間関係のことにしても、みんなにとって話しやすい人でいたいと思っています。店長だからというわけではないですが、下の子たちにとっていい環境をつくってあげたいと思っています。

 

>平松さんの、有名になるための次の一手とは?

 

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