感謝の心を忘れずに…女性美容師の憧れをつぎつぎとかなえる土田瑠美さんのエフォートレスな仕事の仕方

 

ハイセンスなアレンジヘアの投稿が人気で、Instagramのフォロワー数が31万人越えの超人気美容師、土田瑠美さん。ブライダルメイク、雑誌や業界誌の撮影、書籍の出版、ヘアアクセサリーのプロデュースなど、すべての仕事で輝く女性です。多忙を極める彼女ですが、仕事だけではなく、家庭生活も充実させているというから驚き。多くの女性美容師の羨望を集める瑠美さんのこれまでの歩みと、2019年7月末に控えた独立の話をうかがいました。

 


 

仕事も家庭も妥協したくない

 

 

最初に勤めたサロンは福岡にあるSwitchというサロンです。24歳でスタイリストデビュー後は、サロンワークを軸に、地元誌の仕事でちょこちょことヘアメイクもしていました。Switchでは10年ほどお世話になり、オープニングスタッフとしてDaisyに転職。それまでは、ブライダルメイクの仕事も、Instagramでアレンジの作品を紹介したこともなかったんですよ。

 

ブライダルメイクの仕事をすることになったきっかけは、自分の結婚式です。式が終わったあとに、関係者のかたからお話しをいただき、ブライダルメイクやブライダル撮影の仕事をするように。結婚を機に、働き方もガラリと変わりました。基本的には月曜日と火曜日はお休み。仕事を切り上げるのは19時でしたが、サロン外の仕事が増えてからは家でしたい仕事もあるので、18時には上がらせてもらっています。家庭を大切にしたいという自分の希望を、オーナーが受け入れてくれたのです。私が前例をつくったことで、仕事に没頭したい人は没頭できるし、仕事と家庭を両立させたい人はその希望を叶えられるような、柔軟な働き方ができるような環境になりました。オーナーが理解のある人物だったからこそ、今の自分があると感じています。

 

ちょっとした空き時間も無駄にしない

 

 

nstagramを始めたのは結婚と同じくらいのタイミング。興味本位でアカウントを開設し、ちょこちょことアップしていた作品が雑誌の編集者さんの目に留まったんです。ありがたいことに、アレンジの特集を組んでいただいたりして、一気にフォロワーさんが増えていきました。そこからさらにヘアメイクの仕事が増え、撮影の仕事が増え、書籍をつくるお話しをいただいたり、ヘアアクセサリーをつくったりと、仕事が広がっていったんです。

 

基本的にはサロンワークがメインですが、打ち合わせのために都内に行ったり、各地のロケ地に行ったりなど、かなり飛び回っています。忙しい中、仕事を進める上で大切にしているのは、ちょっとした空き時間も無駄にしないことです。たとえば、家でテレビを見ているときも、机の上には鏡とピンを置いて、新しいスタイルを考えたりしています。通勤時間はもちろん、出張でつかう新幹線、飛行機の中でも同じですね。少しでも手を動かしたり、考えたりできる時間が見つかったら大切に使うようにしています。

 

>一つひとつの仕事すべてにかけがえのない瞬間がある

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング