SNSブランディングを武器に、サロンの歴史を塗り替えていく -Of HAIR 高橋 英昇さん U29次世代美容師-

 

次世代美容師として注目される「U29美容師」のサクセスストーリーから、成長のヒントを「美容師のタマゴ」へお届けする企画「U29次世代美容師」。

 

第45回目は、Of HAIR GINZAのディレクターとして活躍している高橋 英昇(たかはしえいしょう)さん。アシスタント時代から売上を持ち、歴代最短でトップスタイリスト、さらにはディレクターへの昇格を果たしたOf HAIRの新しい歴史をつくる男です。

 

スタイリストデビュー2年目ですでに売上450万円を突破し、絶好調の高橋さんこれまでの歩みを聞きました。

 


 

図書館でさまざまな職業を調べ、逆算して進路を決めた

 

 

小学4年生から高校3年生までの9年間は、サッカー漬けの毎日でした。中学生のころは、クラブチームが運営しているサッカーチームでレギュラー。高校はインターハイ常連のサッカー部で、サブからレギュラーへ。

 

高校3年生になったときにサイドハーフからフォワードへのポジション変更を指示されたんです。なんとかしてそのチャンスをモノにしたいと思い、ベストを尽くした結果、強豪校との練習試合でハットトリックを決めてレギュラーに昇格。圧倒的な結果を出せば、必ず認められると実感しました。

 

ただし、その後なかなか得点できずに降格したことも。フォワードの評価は得点力。数字で結果が出るから分かりやすいです。結果を出し続けることの難しさも痛感しましたね。

 

 

高校サッカーの大会も終わり、進路を考えるようになってから、毎日図書館に通っていました。最初はサッカーの指導者になろうと考えていたのですが、プロとしての経験がある人や、日本代表の経験がある人と比べられると、スカウトから声がかからなかった自分はかないません。だから、ゼロから一番上まで目指せることをしたいと思いました。

 

進学校だったので周りは大体大学に進学するのですが、僕は大学に行く理由を見つけることができなかったんです。なので、まずどんな仕事に就くのか決めて、そこから逆算することにしました。人と話すことが好きだから、人と関わる仕事がいい。保育士や消防士にも惹かれましたが、自分の力でお客さまを増やして上を目指せる美容師を選びました。

 

>サッカー仕込みの足には自信あるが、手は不器用だった

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング