大学から美容師を目指そうとしているあなたへ

 

美容師になるためには、美容専門学校に通い国家資格を取得して、そのままサロンへ就職……。というのがいわゆるスタンダードですが、今、さまざまな進路を経て美容師になる人も増えています。

特に大学を卒業してから美容師になる大卒美容師もじわじわと増えてきているのではないでしょうか。

しかし、同期たちとスタート年齢が違うこと、学費……スタンダードな道ではない、ということはさまざまな不安要素が付きまといます。

今回は大卒美容師を代表して、LONESS代表の本田治彦さんに大卒美容師だからこそのメリットを語っていただきました。


 

遊ぶことが向いていない。大学在学中で気がつく「やっぱり美容師に」

 

僕が美容師を志したのは高校3年生の時です。専門学校に行こうと思って両親に相談したところ、大学付属の高校に通っていたこともあって両親は絶対に大学だけは卒業してほしいと言われました。

大学の勉強はいつか自分のためになるし、人生のワンクッション、猶予期間として考えたら? と言われた時に、それもそうだな、と思い直して大学に通うことを決めました。

 

高校生の時は3年間部活漬けで1日も休みがないような生活を送っていたので、大学1年生の時は遊び倒しました(笑)。

でも1年間遊んだり、時間に余裕のある生活を過ごしてみて日々が充実していないことに気がついたんですよね。僕は遊んだりすることが向いていなかったみたいでした(笑)。

 

 

2年生になったら何をしよう、と考えた時にやっぱり美容師になりたい気持ちが強くて、美容学校を受験しなくては、と思い立ったんです。

そこからは大学に行きながら美容師になることを目指して、当時日本美容専門学校の2年制の夜間部が、2年間の学費が確か150万円くらいだったので、学費の安さでそこに通うことを決めました。自分で美容学校の学費を一括で払うために昼はスーパー、夜はカフェで掛け持ちしながら、休みなくバイトの日々。もちろん授業も受けなくてはいけないので、3年間は1日も休みがなかったですね。

でも美容師にはどうしてもやりたい仕事だったし、(美容師も)休めない仕事ということは分かっていたので、あまり辛いとも感じませんでしたね。若くて体力もあったからだと思いますが……。

実は美容師になってからよりも、大学生の時の方が忙しかったので美容師になってから、そんなに大変じゃないって思ったほどです(笑)。

 

でも実は大学3年生の時に美容学生1年生になるためには大学2年生の夏までに受験しなくてはいけなかったのに、そのことをすっかり忘れていて(笑)。結局夜間の美容専門学校に通い始めたのは4年生の頃からでした。

僕はストレートで美容専門学校を卒業した人より3歳年上の新卒だったんです。

 

>年齢は関係ない

 

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