【VIEW野中直矢】美容と理容の二刀流!ダブルライセンスを武器に変身動画で話題沸騰。シルクハットの野中流戦略で月売上30倍増!?
全国18店舗を展開する超人気サロンが組織再編の波に乗り、新たなステージへと変革。いち早く取材したのは、新星サロン『VIEW TOKYO(ビュートウキョウ)』の野中直矢(のなかなおや)さん。神奈川の老舗ユニセックスサロン出身で理容師として厳しい下積みを経験したのち、美容師免許も取得。その後、活躍拠点を東京・渋谷に移した野中さんは、Instagramの変身動画で注目を浴び、現在22万人超えのフォロワーを抱えています。百戦錬磨のスーパープレイヤーが集まる環境下で、自分らしい働き方を貫く姿勢とキャリアの築き方について取材しました。
神奈川のユニセックスサロンに7年
――野中さんは最初に理容師としてキャリアをスタートしたそうですね。ご実家が理容室なんですか?
うちは祖父も両親も理容師なんです。僕が理容師を目指したときに実家の店を継ぐ話もあったんですが、一度は都会で働いてみたいという夢もあったので、他店で就職することしたんですね。それで選んだのが、理容業界でトップレベルの老舗ユニセックスサロンでした。神奈川で数店舗を展開しているんですが、名が知れている店に採用されたので両親は驚いてましたね。
――下積み期間はどうでした?
いい意味で、半端じゃない厳しさでした。数々の大会に出場し、優勝や準優勝を出すような店だったから練習もたくさんしましたし、メンズヘアの幅広い技術を習得できましたね。また技術的なレベルが高いだけでなく、一方でかなりクリエイティブな社風もありました。撮影や作品づくりに熱心なスタイリストが多くて、それぞれがデザインを追求していました。ユニセックスサロンなので、女性客も多くて、ブリーチやハイトーンなどのデザインカラーも求められました。いろんなお客さまとの仕事を通じて、「レディースも面白いかも…」と思うようになってきて。25歳で理容師としてスタイリストデビューし、その後で美容師免許も取ることにしたんです。
希望すれば通信で学ばせてくれる会社だったので、本当にありがたかったですね。ダブルライセンスは武器になりますし、お客さまがより安心して任せてくれるんじゃないかなとも思ったので、働きながら挑戦することにしました。仕事と学校を両立させるためには、休日を使って学校に通うことになります。1年半は休めなかったですけど、いい選択だったなと思っています。