借金&広告費0円でサロンオープン! WOMオオモトさんが幸せすぎるスタートを切れた理由

WOM=性別をこえて自分が自分らしくいられる場所

 

 

WOMには2つの意味があります。1つは、Watashi、Me、Othersを合わせた造語。意味は「自分が他者と交わることで、また新しい自分が誕生する」です。人は、自分以外の人がいるからこそ生きていられるし、自分以外の人がいるからこそ見た目を気にすると思うんです。なので、僕たちは「あなたがあなたらしくいられるために、こういう場所を提供します」という意味を込めました。

 

もう一つは、Woman、Man、Others。男性でも女性らしい髪型をしてもいいと思うし、その逆もあります。女性でも男性でも、それ以外の方でも誰でも、性別をこえて髪型で選べる場所でありたいという意味を込めました。

 

下北沢を選んだことでお子さまから、90歳くらいのおばあさんまで幅広いお客さまにきていただけるようになりました。キャリアが広がりましたし、美容師としてのセカンドシーンを作れてよかったなと思います。

 

資金は計画的に貯めていた。オオモトさんが毎日、幸せでいられるワケは?

 

 

今はすごく幸せですが、最初は不安だらけでした。でもそれを払拭してくれたのは、お客さまや売上などでした。空間が変わっても僕に会いにきてくれたことに勇気付けられました。もちろん、BRIDGEのほかのスタイリストに引き継いだお客さまもいらっしゃるのですが、WOMで新たにきてくださったお客さまもいて。人間がいる限りヘアスタイルは必要とされるし、場所が変わっても僕が生き続けられることを実感しました。それはすごく楽しいし、刺激があって、「幸せ」だなと思います。

 

また、サロンをオープンするときは、自分の技術力、空間、資金が必要になりますよね。その中で一番の不安要素は資金力だと思うんです。僕はサロンをオープンするための貯金額を決めていて、スタイリストになってから少しずつ貯めていたんです。一昨年くらいには自分が決めていた額が貯金できたので、去年は+αで当面の運転資金を貯めていました。インテリアも前のサロンにいたころからちょこちょこ買っては、自宅に保管していたんです。

 

 

だから僕は、ここをオープンする際、まったくお金を借りていません。家賃は発生しますが、それ以外に毎月の返済がないのですごく身軽なんです。オープン当初からスタイリスト僕1人に対して、アシスタントが3人の体制でやっています。周囲からは「飛ばすね〜」と言われていたのですが、それもこれも、借金がなくて身軽だからできること。アシスタントのうち2名はもともと僕のお客さまだったのですが、アシスタント歴3年目と、5年目だったので、アシスタント技術に不安はありません。オープン当初からチームができあがっているような感じでした。

 

>WOMを作り上げる空間とスタッフ。アトラクションのような楽しさを提案したい!

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