クリエイションを愛する異色履歴の「LECO」新世代、近藤有紗さん

やりたいことがあるのなら紆余曲折も強み

 

 

「LECO」に入社したいと思ったきっかけは、美容学校1年生の頃から、当時「vetica」(ベチカ)のクリエイティブディレクターだった内田にカットしてもらっていたことにあります。美容雑誌に掲載されている内田の作品もすごくかっこよくて。技術力とデザイン力、カリスマ性もあって、「“かっこいい人”とは、こういう人のことだな」と思っていました。

 

そのとき内田のアシスタントだったのが小林で、施術中いつもリラックスして楽しく過ごせるようにコミュニケーションをとってくれて、小林に会うのが楽しみなぐらいでした。それほどの接客ができる小林にも、人間力がある方だなと憧れを感じていました。

 

 

講師として多くのことを学びつつもやはり美容師として生きたいという気持ちが大きくなりました。美容師になろうと決めたとき、内田が立ち上げた「LECO」で働きたいと思いました。「LECO」には小林も参加していて、この二人がいる美容室ほど、魅力的な場所はないと感じたんです。

 

求人はしていなかったのですが、ダメもとで内田にアプローチして面接の機会をいただきました。そこではやはり人が足りているので難しいという結果で、「半年から1年後にもう一度受けてくれたら考えたい」というお返事をいただきました。

 

「LECO」に入れなかったからといって他の美容室に行く気にもなれず、時期を見てもう一度挑戦しようと思い、それまで原宿のハンバーガー屋さんでアルバイトをすることに。千葉に住んでいたので原宿は通勤にとても時間がかかるのですが、美容師をするならば東京の中心にいて、その空気を感じていないと、という気持ちがありました。一緒に働いていた人たちは、ファッションや音楽など何かに挑戦している人たちが多く、そこでも多くの刺激をもらいました。

 

そして半年後、もう一度「LECO」の面接を受けて合格することができました。「LECO」に入るまでには色々と回り道をしたようですが、どんな経験も無駄ではなく、自分にとって感性を刺激される、とても豊かな経験だったと思っています。

 

>叱られるのは期待されている証拠

 

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