【表参道ビッグファミリー】サロン経営と4人の子育て。二人三脚で歩む美容師夫婦が選んだ理想のライフスタイルとは。

サロンでも家でも仕事が出来る、夫婦経営のメリット

 

 

庄司:緊急の場合に連携が取りやすいだけでなく、家で仕事の話ができるというのも、夫婦で一緒に働くメリットだと思います。実は昨日も取材だから早く寝ようって言っていたのに、結局深夜の2時半まで仕事の話をしてしまいました(笑)。

 

小崎:今までは違う店舗だったので、仕事に対する考え方も、何となく折り合いをつけていたけど、今は一緒に働いているので意見に終わりがないというか。延々と話しています。僕たちにとっては、サロンにいる時間だけが仕事ではないので、家で仕事ができるというのは良いなと思います。

 

 

庄司:昨日はサロン撮影について話していましたね。撮影の仕方やモデルさん選びのこと、どんなヘアスタイルを作るか、誰が担当するのか、衣装はどうするかなど。私はアシスタント時代からモデルハントが得意だったので、可愛い子を探したり、今でも繋がりがあるモデルさんに声をかけています。

 

小崎:オープン前のスタイル写真はずっと2人で撮影していました。ヘアスタイルはそれぞれが作って、妻がメイク、僕がカメラという感じで。大変だったけど、今では良い思い出ですね。

 

 

4人の子供の存在が、自分たちを後押ししてくれている

庄司:4人とも同じ保育園に通っていた頃は2人乗りのベビーカーに双子ちゃんを乗せて、長男をおんぶ、長女と手を繋いで歩いて送り迎えしていました。

 

 

小崎:東京ではなかなか見ない光景ですよね(笑)。今までの美容師って、あまり生活感を出さないというか、男性は結婚していることを隠していたりするくらいだったので、子育てをサポートするようなシステムが全くなかったんですよね。週休2日制や時短制度、交替制など、勤めていた時はできなかったことも、オーナーになった今は自分で決められる。美容師の働き方が見直され始めている今だからこそ、お店を出して良かったなと心から思います。

 

庄司:子供を産んで辞めていく先輩をずっと見てきたので、私もそうなってしまうんだろうなと思っていました。特に原宿や表参道エリアでは、“ママ美容師”の存在を聞いたことがなかった気がします。だけど今はママ美容師も増えて、男性も子育てに積極的になってきているので、周りの理解があるということは本当にありがたいです。

 

 

小崎:やりたいことが出来ているという充実感はありますね。子供たちの存在が自分たちを後押ししてくれています。子供たちに自分の好きなことをやらせてもらってるというか。

子供たちのために頑張るのではなく、自分のために頑張れる。自分の好きなことを仕事にしているので。

 

 

>結婚しても、ママになっても美容師を続けて欲しい

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング