ノルマを達成できなければ怒られる…自腹を切り続けた店長の末路とは？（30歳／男性）

うちの店は大型店で、月に1度、数10店舗以上の店長が集まるミーティングがあるのですが、月の売上目標を達成していないと、みんなの前で1人ずつ立たされ「自腹でも何でもいいから売り上げろよ！」とめちゃくちゃ怒鳴られます。新型コロナウイルスの影響でお客さまが激減したとき、どうしても売上が達成できず、ワックスやトリートメントなどの店販商品を自腹で買って、何とか売上を達成させることを思いつきました。その額は50万円。月の給料以上のお金が一瞬で飛んでいきました。

自腹を切ったことにより店長会議で怒られることはありませんでしたが、売上が達成しない月はこれを繰り返すように。ある日もうお金を払えなくなり、オーナーに「もう自腹は切れません」と言うと「気合いが足りない！」と言われました。さらに「そんなんじゃ将来のれん分けしてやらないぞ！」と脅され、社員のことを1ミリも考えないこんな会社にいる必要なんてないなと思い、辞める決断をしました。

店長までのし上がったけれど、辞めたことに後悔はしていません。今の会社は小さいけれどノルマもなく、楽しく働けています。

夢の国でストレス発散のはずが…？ 散財を繰り返しさらなるストレス地獄へ（28歳／女性）

仕事のストレスがひどく、毎日が辛かったころの話です。ある日「自分にご褒美をしましょう」という趣旨のテレビ番組を見たんです。私は、「自分もたまには好きなことをしよう」と思い立ち、久々に、大好きなディズニーランドへ行ってみることにしました。とても楽しくて、夢の国で満足した私は、「これからは自分のモチベーションを保つために休みの日は好きなことしよう！」と、ディズニーランドの年パスを購入。しかし、行くたびにグッズを買ったり、パークのホテルに泊まったり、行動はどんどんエスカレートしていったんです。あっという間に貯金がなくなってしまい、仕事のストレスだけでなく、ディズニーに行けないストレスで精神が崩壊しそうになってしまいました。

あるとき、心配してくれた先輩から飲みに誘われ、仕事の悩みを相談するようになったんです。そうして相談するうちにディズニーに行けなくてもストレスを発散できるようになりました。

今思えば、好きなことができないということもストレスの原因だったけれど、自分の悩みを誰にも相談できないことが一番のストレスだったんだと思います。ひとりで抱え込んでしまう性格だったこともあり、自分で自分を追い詰めていました。これからは、好きなこともしつつ、周りの信頼できる人に相談して悩みを解決していけるようにしていきたいと思います。

＞ブラックサロンでヘトヘトに。フリーランスに転身して成功者になるはずが…？