一つひとつの仕事に思いを込めれば、それは必ず相手に伝わる -ACQUA 泓田 崇さん U29次世代美容師-

 

次世代美容師として注目される「U29美容師」のサクセスストーリーから、成長のヒントを「美容師のタマゴ」へお届けする企画「U29次世代美容師」。第43回目は、ACQUA aoyamaで活躍する看板スタイリスト、泓田 崇(ふけだたかし)さん。ラベンダー系、グレー系の艶のある暗髪で人気を集めています。地に足のついた考え方、行動で結果を残し、同年代の美容師からも一目置かれている泓田さんが、これまでどのような道を歩んできたのか聞きました。

 


 

中学時代、ボウズにしたことで髪の大切さに気づく

 

美容師になろうと思ったきっかけは、中学時代にボウズにしたことです。当時、サッカー部だったのですが、試合に負けた悔しさから、チームメンバーみんなでボウズにしたんですが、それがもう信じられないくらい似合わなかったんですよね。思春期の頃ですから、短い髪が嫌で仕方がなかった。「髪って重要なんだ」と感じて、美容師という仕事に興味を持つようになったんです。

 

中学、高校くらいでファッションに興味を持つようになり、ファッション雑誌や「CHOKiCHOKi」を読むように。いわゆるCHOKiCHOKi世代なので、有名店で活躍している美容師の人たちの髪型や、ファッションにも影響を受けています。

 

高校卒業後は美容専門学校に行くつもりでしたが、両親からは反対されていました。というのも、僕の9つ上の姉が美容師を辞めていたからです。だから、美容師という職業にあまりよいイメージがなかったのだと思います。

 

それでも僕は美容師になりたいと思っていたので、両親から信頼される行動を心がけました。たとえば、それまで続けていたことを辞めないとか、自分がやると言って始めたことをやり切るとか、そういう基本的なことですけれど。そうして、両親を説得して、美容専門学校に進むことができたんです。

 

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