デビュー初月170万円を達成!ADITION発・無限の可能性を秘めた挑戦者ヒロトさんの突破力 #Z世代のスター発掘

 

SNSでの競争がどんどん激しくなっている近年。デジタルネイティブ世代の若手美容師たちは、どんな武器を持って激しい競争の中を勝ち抜いているのでしょうか?

今回は、ADITION Shibuya(アディション シブヤ)で今年4月にデビューしたスタイリスト、ヒロトさんが登場。アシスタントだった2年間は、代表・いさなさんの専属アシスタントとしてサロンワークに励み、数多くのセミナーにも同行するなど、多忙を極めていたそうです。

ようやく迎えたデビュー初月には、マンツーマンで170 万円という驚くべき数字を達成しました。そんなパワフルなヒロトさんの、これまでの歩みとバイタリティの秘訣に迫ります。

 


 

入社した頃の僕は、美容師を完全にナメていた

 

 

大阪の専門学校に通っていた頃はとにかくカラーが楽しくて、友達の髪を染めまくっていました。2年間で300人弱は施術したと思います。授業後には、一人暮らしの生活費を稼ぐためにバイトにも奮闘。遊びも全力だったので、日々の睡眠時間は2〜3時間という忙しい毎日でしたね。

就職先は東京のサロンを考えていたのですが、就活にはかなり苦戦しました。第一志望を含め、都内の人気サロンを6社ほど落ちたんですよ。そうなると「そもそも美容師に向いてないのかも」とすら思えてきて、一旦フリーターにでもなるか…なんて思っていました。

 

でもある日、そんな僕を見かねた友達が「ADITIONのいさなさんが専属アシスタントを募集してるよ」と教えてくれて。ラストチャンスだと思って応募したところ、専属の試験には落ちてしまったものの、サロンの新卒生として内定をいただけたんです。本当にありがたかったですね。さらに驚いたことに、僕の内定後、いさなの専属アシスタントが一人辞めることになり、もう一度チャンスが舞い込んできて。結果的に、いさなの専属アシスタントとして入社の日を迎えました。

 

 

上京したばかりの僕は、はっきり言って美容師の仕事をナメていたと思います。ADITIONへの気持ちも薄かったですし、「1年でパパッとデビューして転職しよ」と簡単に考えていましたからね。でも、いさなはそんな僕にちゃんと向き合ってくれて、常に寄り添って指導してくれました。

ありがたかったのは、いさなが言葉よりも行動で現実を見せてくれたこと。毎日たくさんのお客さまを呼んで、クオリティの高い技術を提供して笑顔で帰すという流れを見せてもらい、今の自分に同じことができるのか?と考えさせられました。器用なタイプではなかったこともあり、下積みを重ねるほどに「この仕事をナメていたな…」と反省しましたし、若くして業界の最前線を走るいさなのすごさを実感するようになりました。

 

 

とくに忘れられないのは、1年目の秋のこと。韓国でいさなの海外初セミナーがあって、それに同行させてもらったんです。23歳のいさなが海外に呼ばれて講師をしている。そして、言葉が通じない美容師さんたちが目を輝かせてセミナーを受けている光景を目の当たりにして、いさなへの尊敬の念が湧いて泣きそうになりました。僕はまだ到底その領域には届かないと思ったし、めちゃくちゃ感動したんですよ。あれが、僕の仕事の本気スイッチが入った瞬間かもしれないです。

 

もちろん叱られたことはたくさんあって、悔しさも辛さもたくさん経験しましたが、美容師としての楽しさを感じられる場面が本当に多かったんですよね。徐々に「僕はここにいるべきだな」と思うようになったし、ここまで美容が楽しいと感じられるようになったのは、いさなのおかげだと思っています。

 

>僕を悩ませ、成長させてくれた“いさな専属”という看板

 

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