SNSフォロワー驚異の27万人超え。#ムロウルフがアイコンのADITION室優菜さん  #Z世代のスター発掘!

 

SNSでの競争がどんどん激しくなっている近年。デジタルネイティブ世代の若手美容師たちは、どんな武器を持って激しい競争の中を勝ち抜いているのでしょうか?

今回は、ADITION Shibuyaのカラーリスト・通称むろちゃん(室 優菜さん)に注目。

関西の美容学生時代からTikTokを始め、そのフォロワー数は17万人超えとトップクラスの影響力を誇るむろさん。上京後に始めたInstagramのフォロワー数も瞬く間に10万人を超えました。

編集部が取材に伺ったのは、彼女がちょうどカラーリストデビューを迎えたその日。記念すべき日に、これから美容師としてどんなブランディングを築いていくのか伺いました。

 


 

TikTokを始めたのは、学生時代から集客を考えていたから

 

 

私は今年24歳になるのですが、専門学校2年目にコロナ禍に入って、学校生活がままならなくなってしまったんです。その当時、今の自分に出来ることをやろうと思って始めたのがTikTokでした。「美容師になったら、SNSで集客する必要がある」というのは周りから聞いていたので、「じゃあ、今から集客用に始めてみよう」と思って。まだ学生だったので、セルフアレンジやメイク、あとは自分のファッションなどを中心に上げていたら、それがたくさんの人に見ていただけるようになりました。だから、身内以外の人に私を認知してもらったのは、InstagramよりTikTokのほうが先だったんです。

 

 

一度新卒で大阪のサロンに就職したものの、そもそも大阪出身だし、小学校、中学校、高校、専門学校がすべて自宅から自転車で15分圏内。「私はこのままこの狭い世界に、一生いるのかな」と急に不安になってしまって、上京を決意しました。

 

上京後に働いていた前社のスタッフから、いさなを紹介してもらったことがADITIONに入社したきっかけです。ADITIONに入ってから1年弱ですが、自分以上に周りのスタッフが私に期待してくれているんだな、と感じて励みになることが本当に多いですね。

私自身、美容師の仕事はすごく好きなのですが、出来るだけ予約を詰めてたくさん稼ぎたいとか、誰よりも売上を上げたいという気持ちはもともとあまり無いんです。まずは目の前のお客さまを大切にして、その結果売り上げが付いてきたらいいな、くらいに思っていて。学生時代に集客目的でTikTokを始めたことと、矛盾するように聞こえると思うんですが(笑)。

 

 

上京してからも、しばらくその気持ちは変わりませんでした。でも、昨年同じサロンの先輩であるいさながカミカリスマを獲ったときに、周りのスタッフが「来年はむろも取るやろ?」と当たり前のように言ってくれて、私のことそんな風に思ってくれてるんだ! とすごくびっくりしたんです。当のいさなはみんなが見ているInstagramのコメント欄で「次はむろの番だね」と書いてくれたり……。

そういった経験を経て、マジで頑張ろうと思えるようになりました。自分のためというよりは、私以上に私の可能性を信じて背中を押してくれる、先輩やスタッフに恩返しできる存在になりたいです。

 

>自らモデルになった「#落ちる赤」が大バズ!

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