センス溢れるクリエイティブ美容師の中身を大解剖! −ブレイン解剖−第6回WARSAW畠山遥(ハタケヤマ ハルカ)さん

 

技術力やデザイン・センスに定評のある美容師さんの頭と心の中は一体どうなっているのか? QJナビDAILY編集部では、第一線で活躍されているクリエイティブ志向の美容師さんの中身を徹底解剖。どんなことにインスパイアされているのか、どこからおしゃれなアイデアが生み出されるのか、ディープに解剖します。

 

ブレイン解剖第6回は、独特の世界観を放つ原宿のヘアサロンWARSAWのスタイリスト畠山遥(ハタケヤマ ハルカ)さん。インタビューでは、見た目とは裏腹(!?)に、おだやかで健康的なスタイルの持ち主であることが判明した畠山さん。音楽や映画、1970~80年代ファッションにとても詳しい畠山さんですが、その興味はどんなことから育まれたのか? そして、カルチャーとヘアスタイルの融合はどのようにして生まれるのか、伺いました。

 


 

野球少年からギャル男、そしてヒッピー少年へ…意外な遍歴の持ち主

 

 

スタイルを作るのに大事にしていることは、ファッションやメイクなど、来てくれるお客さまに合ったトレンドスタイルの提案。僕自身の強みもそこにあるんじゃないかと思っています。ファッションだったり映画だったり音楽だったりのカルチャーが好きなので、お客さまはどんなものが好きなのか、会話の中で探りながら似合うスタイルを提案しています。

 

僕は特に、1970~80年代のスタイルが好きなんです。好きになったのは高校生のとき。僕は、小学校3年生から高校2年生まで野球をやっていたので、公式戦に出るときは坊主で、それ以外の時期はギャル男スタイルだったんですよ。当時、ギャル男はトレンドだったし楽しんでやっていましたが、部活を引退したあとにギャル男も卒業して、黒髪パーマのロン毛になったんです。ちょっとヒッピーっぽい感じのスタイルだったのですが、髪型やファッションという見た目だけのことしか知らないのが薄っぺらく感じて、その年代の文化や思想のことも調べるようになりました。

 

 

カルチャーやスタイルをインプットするのは、洋書などの本が中心です。髪型やファッションや音楽、映画って、その時代に合わせてすべてが影響し合っていると感じています。入口が洋書でも、そこから音楽にいったり、ファッションにいったりすることができる。一つのスタイルを見るときも、このかっこいい髪型はどこから生まれたのか、その時代のファッションはどういうものが主流だったのか、そしてそのトレンドはなんと呼ばれていたのか…その後の発展や衰退を調べるのが好きなんです。オタク気質なんだと思います(笑)。

 

実際に、お客さまのヘアスタイルに落とし込むのにも、こうした知識は役立ちます。例えば、今流行っているものや、これからのトレンドになるものって、1990年代までにあった流行の要素を部分的に取り入れたり組み合わせたりして生まれているものがほとんどで、完全に新しいものはほとんどありません。だから、「今こういうファッションをしているなら、あれも好きかもしれない」「レトロなヘアスタイルだけど、髪色で外すと面白いかもしれない」など、アンテナが働き、お客さまが好きそうなヘアスタイルを提案することができます。

 

>畠山遥さんを作り上げる、頭の中を徹底解剖!

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