【COA】ゼロから1年で500万プレイヤーへ。キャリアを再構築した最年少トップスタイリスト伊藤裕也が、大躍進を遂げたマインドセットに注目

接客技術も磨き上げて、徹底的なアフターフォローで顧客獲得

 

技術面では、小西さんの技術をとにかく真似しまくりました。カット技術はもちろんですが、接客技術も小西さんは本当にすごくて。お客さまによって立ち居振る舞いを微妙に変えていて、言葉遣いや身振り手振りの一つひとつに意味があるんだな、と気付かされます。それは一度スタイリストを経験していた僕だからこそ、小西さんのアシスタントになって見えたことです。僕もこういう接客がしたい、こんな風にお客さまに愛されたいと思うようになりました。最近では、お客さまからも「小西さんと動作が一緒」と言われるほどで、小西さんからも「そこまで似せてくる奴いない」と言われています(笑)。

 

 

もちろん、小西さんの真似だけをしていてもお客さまはつかないので、自分の強みである顔まわりのカットとかハイトーンカラーを生かして、得意の“韓国ヘア”も打ち出しています。小西さんから学んだ技術をベースに、見せ方は韓国の美容師さんから学んだりもしていて。日本人にも合うように、韓国に寄せすぎないスタイルを幅広く提供しています。お店では、カラー講師としても活動させてもらっているんですよ。

 

直近の目標は、今年12月に売上700万を達成すること。30歳までには1000万プレイヤーになって、マネジメントも勉強してお店を出したいと思っています。完全な独立ではなく、『COA』のフランチャイズとして。もともとフランチャイズシステムはなかったんですけど、僕の夢を伝えたら代表たちがシステムを作ってくれたんです。代表はスケールメリットはないという考え方なんですけど、僕の夢は美容師を”なりたい職業ランキング”1位にすることなので、全国展開をしたいと思っています。小規模のお店を、国内にまずは5店舗。故郷の熊本にも出店するのが目標です。

 

プロフィール
伊藤 裕也(いとう ゆうや)/『COA』トップスタイリスト

1997年生まれ、熊本県出身。九州美容専門学校を卒業後、上京を夢見てサロンに入社するものの、静岡に配属。1年後に都心の店舗に異動になり、いち早くスタイリストデビューを果たして22歳で幹部に昇格。その後、都内1店舗を経て2021年10月『COA』に参加。一度リセットしてゼロからスタートを切り、さまざまな努力を重ねて1年で500万プレイヤーとなる。

@yuya_coa

 

(文/織田みゆき photo/松林真幸)

 

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