【COA】ゼロから1年で500万プレイヤーへ。キャリアを再構築した最年少トップスタイリスト伊藤裕也が、大躍進を遂げたマインドセットに注目

幹部の座を捨てて、小西さんのもとでゼロからキャリアを再構築

 

結果的に前職は2年半で辞めて、小西さんがその当時の拠点として働いていた『NEHAN』(ネハン)に参加しました。それが去年の1月です。面接のときに言われて気づいたんですけど、インスタで募集をかけていたのはアシスタントだけだったんですよ。でも、小西さんの下ならアシスタントでもいいやと思えたので「それでもいいです」と伝えたら、「技術売上が150万あるのにアシスタントだけではもったいない」と。お客さまがいないときだけアシスタントをする”パートナー制度”というものを設けてくれたんです。

 

 

前職の退職のルールでインスタやLINE@を根こそぎ削除しなくてはいけなかったので、1.4万人のフォロワーがいたんですけど、それを一旦捨てて、実質ゼロからのスタートでした。「初月は売上がないと思います」と小西さんには伝えて、結果は3万円…。でも、インスタを再スタートしたらお客さまが僕を見つけてくれて、だんだんと戻ってきてくれたんです。翌月は6万、その翌月は10万。それから15万、30万、60万と伸びていって、6月には78万、7月は100万になりました。

 

NEHANにいた頃は、席数が限られていたこともあって、売上150万が限界でした。昨年10月に『COA』が銀座にオープンしてからはアシスタントを借りて1.5枠で200万になり、そのあとスタッフが増えて今年3月には500万を達成しました。今はアシスタントが固定で2人ついてくれていて、3.5枠でやらせてもらっています。

 

 

500万までの道のりに僕がやったことは、SNS発信とLINE@での顧客管理です。インスタは、売れている人のリール動画を参考にしながら毎日投稿しました。500万を達成した3月に、「予約が取りづらくなってきましたので、お早めにご予約ください」みたいな内容のメッセージを初めてLINEから発信したんです。既存のお客さまの反応が気になりましたが、そのときに一気に予約をいただけたので、あれはやって良かったなと思っています。

 

お客さまのアフターフォローもLINE@で行っていて、来店してくれたお客さま全員に「何か問題はないですか?」というメッセージを送っているんです。「巻き方が分からない」「前髪を自分で切りたい」という人には、巻き方や切り方を伝授しています。今ではLINE@の登録者数が増えすぎて、一日放置していると50件ほど質問がたまっているんですよ。それを営業後に毎日返しています。

 

 

>接客技術も磨き上げて、徹底的なアフターフォローで顧客獲得

 

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