サロン外で多様な価値観に触れ、VIPに選ばれる人になる -U-REALM 高木 裕介さんの習慣 後編-

カット料金3万円でも、VIPに選ばれる理由

 

 

僕のカット料金は3万円です。この業界で高単価をとるためには人間力が大事。というのも、VIPの方々というのは人間力があるので、薄っぺらい美容師はバレてしまいます。だから、僕はいつも緊張感をもっていますし、決して手を抜くことなんてできません。キレイにする、カッコよくするというのは当たり前。それ以上に何を提供できるかが勝負です。

 

そもそも、人間力というのは若いうちから培っていないとダメで、大人になってからいきなりステージを上げようとしても無理な話です。ではどうしたらいいか。やはり、業界の内外問わず、心から尊敬している人たちと常に関わりを持つことが大事だと思います。

 

僕の古くからの友人に、Doragon AshのKJがいます。彼は誰に対してもイエス・ノーをハッキリ言うし、「これはダサい」とか辛辣なことも口にします。どんなときも“自分”を持っていて、カッコいいし、自分もやはり、若いころは彼の影響を受けています。

 

 

ダルビッシュ有さんは、ものすごくストイックにカラダづくりに取り組んでいることが会話の節々から感じられます。そういう姿を見ていると、やっぱり僕ももっと自分に厳しくしようと思うわけです。

 

その一方で、僕自身も20年以上、一つのことをやり続けているし、決して手を抜かないから、VIPのみなさんが通い続けてくださるのだと考えています。

 

>明日、なりたい美容師になることは絶対に不可能

 

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