「東京ブレンドという第三勢力を作りたい」U-REALM代表の高木裕介の野望

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一流のスタイリストが一流のサロン経営者というわけではありません。でも経営者は時代を読み、経営をしていかなくてはいけません。だからこそ知りたい、未来の美容業界。

 

一流のスタイリストとして活躍しつつも、経営者としても手腕を発揮する U-REALM代表の高木裕介さんが、これからの美容室経営のあり方を語ります。

 


 

名刺を配る毎日。その数なんと1000枚以上!

 

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-まずは高木さんのキャリアを教えてください。

 

「美容学校を卒業してまずSHIMAで1年ちょっと、その後にULTRA©で2年働きました。それからAFLOATのオープニングに関わって5年を経て、U-REALMを立ち上げました」

 

-AFLOATではオープニングスタッフとして参加されたそうですが、ゼロからお店を立ち上げるという経験をしてみてどうでしたか?

 

「当時は美容ブームまっただ中で大変でした。スタイリストデビューしたてにもかかわらず、既にたくさんのお客さまを抱えていました。同時にAFLOATという名前を広めることもしなくてはいけない。その頃はSNSなんかなかったのでアナログな方法で活動していましたね」

 

-具体的などんな活動を?

 

「人が集まるところに毎日行って、名刺を配りまくる。1000枚以上配ったかな。すごく効果のあるやり方で、そのときに知り合ったお客さまは今でも僕のところに来てくれています。コミュニケーション力がつきますし、自分をアピールするスキルが鍛えられる。僕はサービス業の原点だと思ってます」

 

-そのAFLOATを退職し、U-REALMを設立。独立をしたきっかけは?

 

「もともと縛られるのが嫌で、AFLOAT時代からずっと独立したいと思っていました。自由になりたかった。それに昔はお店を出すのが、一般的な美容師の最終目標でしたから。いい車、いい時計が欲しい。そこに向かって頑張るというのが昔の美容師っぽさというか…。

 

今はそういう人が減っているんじゃないかな。安定思考の美容師さんが多いと思います。でも今の美容師さんのそういう考え方を否定したいんじゃなくて、それはそれでいいんです。大事なのは“今”に合わせて経営していくこと」

 

>経営者としてどん底を味わった経験

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