美容師とファッションブランドのディレクター、2つの顔を持つmacaroni coast 中澤保人さんの挑戦

ファッションの仕事をすることで、美容師としても成長できる

 

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-中澤さんはmacaroni coastの代表取締役でもありますが、もうひとつ、アパレルブランドのディレクターという顔を持ってらっしゃるんですよね?

 

「そうなんです。森野重紀がデザイナーをつとめるメンズブランド『Patchy Cake Eater(日本語訳はツギハギだらけのやさ男)』でディレクターをしています。Patchy Cake Eaterは、トラディショナルなテーラリングをベースに、それをカジュアルダウンしたスタイルで、30-40代の大人の男性をターゲットしたブランドなんです」

 

-ところで、美容師さんなのに、なぜアパレルのブランドを?

 

「もともとファッションがとても好きなんですよ。専門学校も、美容学校にするか、服飾にするか迷ったくらいなので。それに、少し、ファッション業界に対してコンプレックスのようなものもあったので、それを克服したい意味もあって挑戦してみようかと思ったんです」

 

-コンプレックスですか?

 

「ファッションページでモデルさんがやっている髪型とヘアカタログに載っている髪型って全然、違うと思いませんか? ファッションページのヘアの方が断然、おしゃれなんですよ。ファッションページのヘアはもちろん、ファッションが活きるスタイルなんですが、ヘアカタログのヘアって、髪型だけで完成しちゃっているというか、ファッションとのトータルでつくられていない気がして。どこか『ファッション=おしゃれ、美容=ダサい』みたいなファッションコンプレックスみたいなものがあったんですよね。そんなときに、たまたま、『アパレルブランドの立ち上げの話があるんだけど』って話をもらって、『トライしてみたい!』と、飛び込んじゃいました。まったく新しい試みだけど、それをすることで、サロンにもいい風が吹くんじゃないかと思って」

 

-ディレクターにはどんな役割があるんでしょうか?

 

「そうですね。デザインそのものはデザイナーの仕事なのですが、例えばシーズンごとのコンセプトづくりだったり、カタログなどのビジュアル面の打ち出しだったり、コレクションのプロデュースだったりは、僕が担当していますね」

 

-macaroni coastのみなさんも撮影には参加されるんですか?

 

「もちろんです。カタログやコレクションなどのヘアメイクは、すべてうちのスタッフにやってもらっています。普通に美容師をしていても、コレクションに参加する機会なんてそうそうないと思うんですよ。でも、僕がアパレルブランドのディレクターをしていることで、そういうチャンスにも恵まれる。美容師にとって、またとないセンスを磨ける機会ですよ。スタッフたちにとっても、ものすごくいい勉強になると思います」

 

>美容師の楽しさを再発見

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