【具志いっせい】表参道発!ショート推しで自分らしく働く、フリーランス美容師の多動力。長く楽しく働き続けるための処世術とは?

 

 

表参道のシェアサロンに在籍するフリーランス5年目の具志(ぐし)いっせいさんは、 “ショート”の変身リール動画で注目を集める人気美容師。26歳でフリーランスになるまで短いスパンで4つのサロンを経験したそうですが、目指していたのは”スピード感”のある成長だったと言います。勢いのあるサロンで場数を増やし、着実に実力をつけた具志さん。技術だけでは生き残れないと言われる時代に、しなやかに、したたかに、そして楽しくフリーランスという働き方を更新し、現在は20代から60代までの幅広い年代の顧客から支持されています。昨年から異業種のサイドビジネスにも挑戦しているということで、型にハマらない働き方と楽しく働くために工夫していることなどについて取材しました。

 


 

“目的”があって選んだ転職先

 

――具志さんは、26歳でフリーランスになるまで4つの人気サロンを経験しています。大型サロンから個人店サロンまで幅広いですね。

 

新卒で大型サロンに入社したんですけど、その翌年に学生時代から憧れていた人気サロンに中途入社することができたので、そちらに移りました。そこでスタイリストデビューしたんですが、同期では一番早いデビューでした。デビューしたからにはどんどん入客して場数を増やしたかったんですけど、すぐにそれが実現できる環境ではなくて。で、当時勢いがあった低価格帯の人気サロンに業務委託として転職することにしました。その頃から、ショート推しを始めたんです。フリー客が押し寄せるサロンだったので、毎日たくさんのお客さまを施術できて良かったなと思っています。SNSも頑張っていたんですけど、当時はなかなかバズらせることができなくて、SNSから呼べる新規は月20人くらいだったかなと思います。

 

そのサロンはカラーで有名なスタイリストがたくさんいたので、カラー選定など相談に乗っていただきましたし、社内講習にも参加できて技術をアップデートすることができました。ただ、ショート推しのスタッフがいなかったんですよね。数ヵ月後にパンデミックになり、ショートをもっと学びあえる環境に移りたいなと思って、ショート推しで有名な方がいるサロンに正社員として転職しました。

 

 

――そこでショートの技術をアップデートしながら、SNS集客も成功した、と。

 

そうです。転職した初月は指名売上が50万くらいだったんですが、その後は200万まで上がりました。フリーランスになってからは340万になりました。それはマンツーマンの技術売上です。SNS集客のために注力したことは、写真のクオリティを上げて、流行りのスタイルに近い写真を投稿するということでしょうか。その頃はまだ動画ではなく写真が主流だったので、いろんな方のバズっている写真を見て参考にしましたね。反応がいいとすぐに新規が増えるので、検証しながら投稿していました。

 

 

 

>顧客に支持され続けるために

 

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