遊びココロをくすぐるカラーを提案！ ヘアカラー特化型サロンが実践する「ちょい冒険カラー」のすゝめ
髪のコンディションを考えたダメージレスなデザインカラーが評判『Bloc』
『Bloc』とは
人気タレントやモデル、ストリート系やモード系のファッションを好むおしゃれガール達からも圧倒的な支持を集める人気店。ヘアカラーの種類や技術の多様性にも定評があり、とくにお客さまのファッションニーズに応えつつも、髪のダメージをしっかりケアできるヘアカラーは評判。
教えてくれたのは『Bloc』ヘアディレクター 木暮智大さん。数々の雑誌で活躍する人気スタイリスト。タレントやモデルからの指名も多い。ちょっぴり個性的でエッジが効いているのに、女らしさもきちんと感じさせるヘアカラー、ヘアアレンジは得意中の得意。
ファッション性がありながらダメージレスな優秀カラーがイチオシ。
—blocのホームページには、ちょっと個性的でエッジィな髪型、ヘアカラーの作品がたくさん載っていますが、blocのヘアカラーの強みを教えてください。
お客さまが希望するさまざまなヘアカラーを、ヘアのコンディションに合わせて最小限のダメージで提案しています。東京には、さまざまなカルチャー、ファッションがあります。オンリーワンのヘアカラーを手に入れることで、もっともっとファッションを楽しんでいただきたいと思っているんです。だからこそ、髪のダメージを最小限に抑えることはとても大切。どんなベースのヘアの方でも、まずは相談していただきたいですね。
—ヘアカラーに力を入れるようになってから、客層に変化はありましたか？
シングルカラーでもダブルカラーでも、それぞれオリジナリティのあるヘアカラーを提案させていただくようになってから、若年層はもちろん、20代、30代とさまざまなお客さまにご来店いただくようになりました。
—お客さまからのオーダーが多いのは、どのようなヘアカラーでしょうか？
それぞれのライフスタイル、仕事、環境などがあり、ありとあらゆる要望がありますので、一概にどんなヘアカラーのオーダーが多いかは断定できません。ただサロンとしては、透明感のあるクリアアッシュブラウンを押しています。もちろん、これも髪のコンディション等によるのですが、一度染めではなく、ダブルカラーでブリーチをしてからダークアッシュブラウンを入れることでより透明感が出ると思います。
—20代、30代のお客さまは働いている方も多く、個性は出したいけどエッジが効きすぎているのも…という方もいらっしゃると思います。そういうときには、どのようなヘアカラーをご提案されますか？
そのときのヘアのコンディションにもよるのですが、ダブルカラー、インナーカラー、ベースに合わせたデザインカラーなど、その人のファッション観に合わせてさまざまな提案をしています。カラーリングは無限にあるので、どんな要望にもお応えできると思いますよ。
—blocのヘアカラーはダメージを最小限に抑えるとのことでしたが、実際に髪にダメージのある方がハイトーンにしたいとご来店されたら、どのようなヘアカラーを提案されますか？
もちろん、ご希望のカラーリングのイメージは大事にしつつも、現状のヘアコンディションを最優先にして、薬剤の選定、色味の選定を行っていきます。
－ヘアカラーだからこそできること、ヘアカラーの可能性について、教えて下さい。
ヘアカラーのスタイリングの可能性はまさに無限大だと思います。あらゆるファッション、カルチャー、そこにそれぞれの個性やヘアカットのバランスが加わり、そういったすべての要素に合わせてカラーリングを組み合わせることで、無限のバランス、デザインがある。それがヘアカラーの楽しさでもあるので、今後もさまざまな提案をしていきたいと思っています。
近年、ヘアサロンの差別化という意味で、ヘアカラーに特化する、力を入れるサロン、美容師が増えています。カラー剤の種類や色みは劇的に進化し、デザインもますます豊富になってきました。ヘアカラーが当たり前になった今だかこそ、よりお客さまの個性を引き出すカラー提案や、カラーメニューのワクワク感を高めるデザイン提案をしていきたいもの。美容師からのちょっとエッジの効いたヘアカラー提案を待っているお客さまも実は多いのかもしれませんね。
（取材・文 池山章子）
