美容師が伸び悩むのは、本人だけの問題じゃない 「あの人に会いたい」美容師×美容師の化学反応  第8回 MINX青山店 後藤 晃成さん×siki 磯田 基徳さん

2019.12.23

 

美容師同士だから語れることがある。美容師だから分かり合えることがある。しかし、話したい美容師さんはいるけれど、売れっ子ともなると忙しくてゆっくり話す機会がないという人も多いのでは? 

 

そこでQJナビDAILY編集部が、美容師さんが好きなテーマで語り合う対談の機会をつくりました。第8回は、ご存知MINXのホープ。アシスタント時代からヘアコンテストファイナリスト常連の後藤 晃成(ごとうこうせい)さんのリクエストで若手経営者として注目されているsiki 磯田 基徳(いそだもとのり)さんの元へ。

 

すでに親交があり、友人知人を交えて飲む間柄とのことですが、ここしばらくはスケジュールが合わずなかなか会えなかったのだとか。それでは早速対談スタートです!

 


 

「ショートが得意な晃成くんが、カラーも上手かったら最強じゃない?」(磯田)

 

 

磯田:半年前くらいだっけ? 飲んだの。最初のきっかけはなんだったけ?

 

後藤:最初はモデルさんの紹介で、磯田さんに直接アポイントをとって会いにいきました。

 

磯田:そうだそうだ、共通の知人のモデルさんがいるんだよね。晃成くんが連絡を取りたがっているって聞いた覚えがある。

 

後藤:そうです。磯田さんのことが好きだみたいな話になってて(笑)、それで連絡を取り合ったんです。磯田さんがまだdakotaにいた時代のInstagramを見て、周りの仲間と「あの人はおしゃれだよね」っていう話をしていたんですよ。なんというか、磯田さんの作品は異彩を放っていた。だから会ってみたいと思ったんです。この前は、悩みを聞いてもらい、アドバイスをいただきましたよね。

 

磯田:いやいや、アドバイスってほどのものじゃないんだけどね。でも、晃成くんは美容業界の次世代のリーダーだと思って見てたんだよね。だからこそ、こうすれば晃成くんはもっとすごくなると思うよ、っていう話はしたかな。

 

後藤:僕はデビュー後、伸び悩みを感じていたんですよね。目標と現実の自分にギャップを感じていたんです。SNSにしろ、コンテストにしろ、なんとなく手ごたえを感じられず、なんかもやもやしてる気持ちがあったんですよ。

 

 

磯田:その悩みの答えになっているかわからないけれど、晃成くんはショートカットが上手いから、それに加えてもう一本の軸を持つといいんじゃないかっていう話をしたんだよね。今ってサロンが多様化しているじゃない? なんでもやりますじゃなくて、どこに特化するか決めて、それを尖らせるサロンが多い。でも、僕はそろそろそのやり方も飽和状態になるんじゃないかなって思っていて。

 

だからたとえば、ショートが上手に切れて、カラーも超上手かったら、めっちゃ貴重でしょ? 実際、sikiにはショートでハイトーンカラーを打ち出している子がいるんだけど、同じことをしている美容師さんはほかにいないからね。

 

後藤:別々のサロンで働いているから、僕に教えても何も自分には返ってこないのに、磯田さんは惜しみなく教えてくれるんですよ。感動してsikiで働いている元同僚にLINEしましたもん。磯田さんってすごいいい人だねって。

 

磯田:いやいや僕の考えでは普通だよ。近隣のサロンにセミナーに呼んでいただく機会もあるし…でもこれって昔だったらあり得ないのかもしれないね。

 

後藤:MINXって大きいから、会社の中でかなりいろいろと学べるんですけど、僕はサロンの外にも気になることがたくさんあるんです。だから、違うサロンの人と会う機会を大切にしているんです。

 

磯田:そうだね、サロンの外を見ることは大事だね。僕もね、セミナーなどで外部の人の話を聞くのが好き。セミナーには2パターンのメリットがあると思っていて。一つは、単純に、新しいことが学べること。まあこれは誰でも思うことだよね。もう一つは、「sikiでやっていることは間違っていないじゃん!」っていう感じで、自分のサロンのよさを再確認する効能があると思っているんだよね。隣の芝生は青く見えるっていうのは、外を知らないからっていうのもあるんじゃないかな。

 

 >男性美容師はコンテストで結果を出すことにすごく意味がある

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