【後編】高木さんと陽介さんが振り返るOCEAN TOKYO10年の波乱万丈とこれからの10年

10年先も20年先も、常に若者を応援し続けるブランディングでありたい

 

 

―これから先のことについても聞きたいです。これからどんな仕掛けで驚かせてくれるんだろうと期待していまいますが、今教えていただけることはありますか?

 

高木 今まで商品開発したりテレビに出たりヘアメイクをしたりいろいろなことをやってきましたが、あくまで“美容室”というのは変わらないと思います。

言えることとしては、まずは海外進出ですね。でも、いきなり俺が本軍を率いて海を渡るみたいなやり方はしないつもりです。来年中には形にできるかな、と考えています。

あとは……逆になにをすればみんな驚いてくれるの(笑)? CMもまたやりたいけど、もうこれまでにも有名な俳優を起用したCMを作ってるので、今誰に出演してもらっても驚かないでしょ? あ、でも、あるアーティストグループをプロデュースすることは決まっています。それは来月のYouTubeに出てくる予定です。

 

 

―それは楽しみです。そういえば、このめちゃくちゃ素敵なオフィスもある種驚きではあります。

 

高木 そうでしょう!? 今日取材を受けているこのオフィスは、周りの人には「美容室がオフィスに金かけるなんて何考えているんだろう」って驚かれるかもしれませんね。俺、本当はこのオフィスのバーカウンターでコーヒーとかかき氷とかソフトクリームとか売りたかったの。でもダメって言われて一旦諦めたんだけど、この記事を見て「うちが出店します!」という会社があれば連絡ください(笑)。つくりたいです。でも別に飲食をやりたいというわけではなくて、自分が毎日おいしいコーヒーを飲みたいからやりたいだけです。「俺が欲しいなら、ほかにも欲しい人がいるかも」っていうのは、シャンプーやスキンケアなど、OCEANのプロダクトと同じ考え方ですね。

 

 

―ブランディングに関してはどうですか?

 

高木 10年経っても若者を切っていたいのは変わりません。 “お客さまと一緒に年を取る”というブランディングをOCEAN TOKYOはしない。やっぱり学生の子たちを切って、若いうちに「俺ってかっこいいんだ」って思ってほしいんだよ。おじさんになってからお金を持つようになったらモテるなんて嫌じゃないですか。お金じゃない武器を持っている若者を増やしたいんです。だから、俺も50歳になっても60歳になっても若者を切っていたいし、若者を応援するブランディングであり続けたいです。

 

 

>高木・三科コンビの第2章が終わり、陽介・七五三掛が仕掛ける第3章が始まる!

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング