ヴィダル・サスーンや山下浩二らがアドバイザー!? 仕事の悩みにヒントを与えてくれる“美容師さんが書いた本”

“集客”が上手くできずに悩む美容師さんはコレを読んでみよう!

 

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石井孝治著『1年先まで予約が入る奇跡のサロン』(髪書房)

 

美容師の永遠の課題である“集客”。ichiは埼玉県南浦和という都心から離れた郊外にありながら完全紹介制でリピート率95%。書籍のタイトル通り『1年先まで予約が入る奇跡のサロン』として知られています。集客、リピートで頭を抱える美容室が多い中、どうして完全紹介予約制にまでなり得たのでしょうか。その理由は突飛な仕掛けでも大胆な戦略でもなく、「ライフスタイルのデザイン」というコンセプトを追求した価値づくりにあります。カウンセリング、メニュー開発、オリジナルプロダクツに至るまで。美容室の枠を超えた新たな価値づくりが、お客さまとの絆を深めた「ファンコミュニティ」を生み出しているのです。

 

“独立”の仕方が分からず悩む美容師さんはコレを読んでみよう!

 

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鈴木勝裕著『奇跡の美容室』(ダイヤモンド社)

 

美容師さんが将来のビジョンを描くとき、夢のひとつとして“独立”があるのではないでしょうか。そして独立する前に読んで欲しいのが、カリスマ美容師ブームを作り“業界の風雲児”と呼ばれた鈴木勝裕さんが書いた『奇跡の美容室』。この書籍では独立するためのステップや経営計画を作るときに気をつけるべき点、経営者としての姿勢など書かれており、経営について知識のない美容師さんにとって“経営の教科書”と言えます。著書のなかで数字の管理やマーケティングは特に大切だと説き、美容師はおおむね“数字”が苦手だと語る鈴木さん。そんな人に向けても数字の見方を丁寧に解説している点もおすすめしたいポイントです。

 


 

仕事をしていると誰しも“悩み”に直面します。そんなとき、解決の答えを探す方法の一つが『本を読む』です。今回、紹介した書籍の著者は美容師さん。同業者だからこそ、より具体的な行動が書かれており、悩みに対してどう行動すればいいのかが分かります。読書の秋に、手にとって読んでみてはいかがでしょうか?

 

(文/QJナビ編集部)

 

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