ヴィダル・サスーンや山下浩二らがアドバイザー!? 仕事の悩みにヒントを与えてくれる“美容師さんが書いた本”

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キャリアプラン、独立、経営……美容師として働いていると、さまざまな悩みに直面します。そんなとき、解決のヒントを与えてくれるのが「本」です。今回、紹介する5冊の本はすべて“美容師さんが書いた書籍”。これを読んで、悩みを抱えるアナタの心のモヤモヤは晴れるハズ!

 


 

“自己ブランディング”に悩む美容師さんはコレを読んでみよう!

 

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内田聡一郎著『自分の見つけ方』(髪書房)

 

『自己ブランディングをしないと生き残れない』これは多くの有名美容師が力説する言葉。しかし、どう “自己ブランディング”をしていいのか分からない人も多いはず。そんな“自己ブランディング”に悩む方に推奨したいのが、veticaのクリエイティブディレクターを務める内田聡一郎さんの『自分の見つけ方』。この著書の中で内田さんは、【①キャリアプランを作る ②プランを実現するために周囲を巻き込む ③自分を売り込む ④現状に満足せず前進する】と順を追って解説しています。そして最後、内田さんは“自己ブランディング”をする上で「素直さ」を忘れてはいけない、と注意を促します。美容師は人との繋がりが大切だからこそ、素直な心を持ってお客さまに接しないとファンになってもらえないのです。

 

“デザイン作り”に悩む美容師さんはコレを読んでみよう!

 

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山下浩二著『山下浩二のたねあかし』(髪書房)

 

最近では多くに美容師がサロンワークだけでなく、作品作りにも取り組んでいます。そんな方に読んで欲しいのが、独自のデザインやカットテクニックを持つことで知られるDoubleの代表・山下浩二さんの『山下浩二のたねあかし』。本書にはモデル選びのポイントや写真の演出方法などが書かれており、撮影をする際、自分のイメージを具現化するため、どういう作業をすべきかが分かります。そして、本書のあとがきで山下さんは、「クリエイターとしての自然な欲求を僕は止めることができなかった」と語っています。ここから純粋に作品作りを楽しむ山下さんの姿が浮かびますね。テクニックは大事。ですが、最終的に作品作りで大切なのは“作ることを楽しめる”ことなのかもしれません。

 

“成功を夢見る”美容師さんはコレを読んでみよう!

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ヴィダル・サスーン著・あずまゆか訳『ヴィダル・サスーン自伝』(髪書房)

 

現代の美容テクニックの礎を作ったと言われている、“美容の革命児”ヴィダル・サスーンが書いた自伝がコレ。貧しい少年期を過ごし、戦争を経験したサスーンは、美容師として懸命に働き、独立し、革新的なヘアスタイルを次々と生み出しました。やがて彼のスタイルは女性のライフスタイルを変え、愛されていきます。そんなサスーンは若い頃から「美容の世界を変えていきたい。そしてアートとしてのヘアスタイルを作っていきたい」と、強い意志を持って、仕事に取り組んでいました。また本書を読んでいると、サスーンに出会う人すべてが彼に魅了されていることも分かります。成功を収められる人は、“強い意志”と“周囲から愛される力”の二つを持っているようですね。

 

 

>>ヴィダル・サスーンの小説『髪の神々』QJナビにて連載中

https://www.qjnavi.jp/special/novels/

 

>独立したい人に必読の本は?

 

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