【完全ノーカット】デビュー半年で売上500万超え!sand中至紋のショートボブCUTの実力をガチンコ収録。撮り直し修正一切ナシ。スピード効率を考えたカットプロセス全公開

それでは10分カット、スタートです!

 

ここからは中さん【完全ノーカット】のカット動画に合わせて、中さんのアフレコ解説が始まります。

 

 

お客さまには「可愛くするね」という気持ちを入れて、カットに入ります。顔まわりのレングスは、唇と顎の間を狙って、しっかり長さを残しつつ切っています。レザーを持ち、ストローク幅を1〜2cmで作ることで、最初からグラデーションが入った状態になります。

 

 

横から見ると、絶壁さんなのが分かると思います。その分、後頭部の丸みを作った後の襟足の締め方がすごく大事になります。先にしっかりと後頭部の丸みを作るように、レザーで一気にレングスを切っていきます。

 

 

バッサリカット以外は、ドライカットで作るのがほとんどですね。レザーで間引いたりしながら、襟足の質感も見ています。カット中に移動しないこともポイントで、左まで切り終わったら、今度は左からセニングを切り進める感じです。使っているセニングが、表面には刃がなくて、内側しか切れないようになっています。そのまま平行に引き出してセニングを入れていきます。

 

 

襟足に関しては、盆の窪はガッツリ根元、中間からセニングを入れていきます。特に耳後ろも量はとります。表面だけスライスを取り、ミドルセクションにもセニングを入れているんですけど、このセニングなら表面に刃が入らないので、束感を残しつつ、ウエイトバランスの量感調整ができます。ここの量感をいかに絞るかで、シルエットが変わります。特にショートは骨格に沿う事が重要です。束感を作りながら内側の量をとっていきます。ここで手首を少し返すことによって、イングラデーションに仕上げます。

 

 

この時点でシルエットの丸みが出ているので、最後に角を落とします。耳の上が一番たまりやすいので、平行に引き出して角を落とします。落とした角と、トップをつなげます。このトップの角を落とすことだけがレイヤーになっています。

 

 

 

続いては前髪です。生えぐせ的には左流れに作りやすい状態だったので、左に流れやすいように角を落とします。高さも変えつつ切り、サイドバングもそのままスライドさせながら切っていきます。サイドバングの長さ設定ですが、だいたい頬骨下を通って、もみあげにつながるように切っていきます。少しだけ笹刃のハサミを使っているので、スライドもしやすいです。基本的なベースカットでハサミを使うときはこれ1本です。さらに毛先の質感を崩さないようにしながら、チョップカットで軽くしていきます。

 

 

前髪とサイドの三角ゾーンは一番重く残ってくる部分なので、しっかり質感を入れていきます。15〜20%のセニングを使っていますが、これも表面にあまり入らないタイプなので、そのまま使っていきます。前髪の重たい部分、ミドルだけをとって、毛先1〜2cmを目安に量感をとります。顔まわりが重いと流れにくいので、しっかり量感をとり軽さを出します。

 

 

続きはYouTube動画でチェック!

https://youtu.be/X3zeQuZ6lJU

 

<まとめ>

sandの5番目の店舗として2021年にオープンした横浜店。オープン以来、勢いのあるsand横浜店を主導しているのが、中至紋さんです。お客さまの悩みに耳を傾け、理想のヘアスタイルへと近づける仕事術で、ショートデザインをSNSで発信する中さん。高い集客力で予約はフルブッキング、多忙なサロンワークの中で培われた中さんのカットの一部始終を披露してくれました。道具を効率よく使い分けながら、丸みのあるシルエットへと変化していく様子はもちろん、前髪からサイドの絶妙な量感バランスも必見。一瞬たりとも目が離せない10分間です!

 

プロフィール
中 至紋 (なかしもん)

sand 横浜 副店長

神戸のサロンを経て、上京しsandへ入社。入社後Instagramでショートカットを打ち出し、現在3.6万人のフォロワー獲得。新規集客数は月250人over、デビュー半年で500万売上over。最短で副店長に就任。業界メディア、雑誌など多数掲載。現在セミナー講師として活躍中。

https://www.instagram.com/shimon_sand

 

(文/QJナビDAILY編集部 動画制作/トカジショウタ)

 

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