習慣化すれば結果が変わる! できる美容師のメモ&ノート&手帳術

 

<夢のダブルワークを叶えた手帳術>

岩手・盛岡 DISCOVERY 伊藤 瞳 さん

 

手帳術を強化したらイラストレーターになれた!

 

 岩手県盛岡市のサロン「DISCOVERY」で店長をしている伊藤瞳さんは、手帳術をきっかけに、美容師兼イラストレーターというダブルワークを叶えた。手帳術に目覚めたのは、20代後半。「夢を100個書き出す」という手法から始まり、そこから手帳を使って、夢を実現するためのアクションに換えていったとか。

 

サロンの前にて。伊藤瞳さんは、一人サロンながら、手帳をつけることで自ら成長することに成功した。

 

 

 その夢の一つである「イラストレーターとして活躍する」という目標を叶えた伊藤さん。今回は、現在からさかのぼって、そもそものきっかけについて詳しくお話を伺った。

 「僕が手帳をつけ始めたのは、7年くらい前です。たまたま、あるWEBメディアに中学時代の同級生が載っていて、モデルから映像制作会社の社長になった経緯が紹介されていたんです。『すげえな』と思って本人に聞いたら、『夢を100個書き出した』と話してくれたんです。彼女の姿勢を見たら焦りを感じて、自分も夢を書き出すことから始めました」

 

基本は、イラスト用ノート、売り上げ管理の手帳の2冊。他に、ハンディタイプのメモ帳も常備。手帳の形式にとらわれず、自由に書き出すのが伊藤さん流。

 

 

 現在、伊藤さんは手帳を2冊使って運用している。

 「1冊は、年間、月間目標を書き出したもの。もう1冊は1日の予約状況や家庭の予定、その日の振り返りなどを書きます。いまは、イラストレーターとしても仕事が入っている状態なので、以前にも増して、タイムスケジュールが重要になってきました。一人サロンとしてやっているのでモチベーションアップにも効いていると思います」

 

イラストレーターとしての手腕は、もちろんサロン内でも発揮。楽しいポップでお客さまを楽しませている。他に、結婚式でのイラスト、地域誌への挿絵など、外注の仕事も受けている。

 

 

 手帳術のメリットは他にもあるとか。

 「日々の反省、苦手意識などを書き留めておくことで、いざという時の振り返りに役に立つことがわかり、美容師としての新規顧客の獲得や売り上げ改善にも繋がりました。やはり、本業は美容師ですから、ここは大切。それに加えて、イラストレーターとして活動することで、地域の繋がりが広がりましたし、本当に手帳を始めてよかったと思っています」

 

リクエストQJへの掲載に合わせて、イラストで自身の手帳術について紹介していただいた。

 

 

 

(構成・文:リクエストQJ編集部、写真(伊藤さん分):佐々木写真事務所/Heartgraph、イラスト:伊藤 瞳)

 

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※この記事ははリクエストQJ2018年6月号に掲載されたものです

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