美しすぎる極上ブリーチカラー。ハイトーンNGの職場でブリーチがOKに! Instagramフォロワー10万人超の吉永大介が率いるVARDYの誕生秘話と野望を聞いた

カラーNGのバイトでも特例扱いになった極上ベージュ

 

 

編集部:フリー転向後は集客など順調でしたか?

 

吉永:前職のサロンのお客さまがきてくれましたし、Instagramからの集客もできていました。その当時から、艶のあるワントーンカラーには自信があったんです。

 

というのも、ハイトーンヘアがNGの飲食店で働いているお客さまが、僕のつくったベージュだけは「キレイだから」という理由で認められたのだそう。その話を聞いたとき、僕がやりたいのは、「世の中のカラーの価値観、捉え方を変えること」だと思いました。

 

その上で、カラーの情報を発信していくためにはSNSの影響力が欠かせないですよね。僕はDaBで働いていた頃、Instagramのフォロワーが数千人程度でした。「キレイなカラーを作る割には少ないよね」と周りから言われることもあり、フォロワーの少なさがコンプレックスだったんですよ。カラーの技術をセミナーやオンラインサロンで伝えていく上でも、SNSのフォロワー数が多い方が説得力ありますよね。もちろん、フォロワー数と技術力が比例するわけではないですけれど。

 

 

そこで、Instagramのフォロワーが増えると言われる方法を全て試しました。例えば、1日3回、Instagramへのアクセスが増える時間に投稿すること。日本だけじゃなく、海外のピークタイムも狙って投稿しました。

 

見ていて気持ちいいショート動画でフォロワー獲得

 

 

吉永:投稿内容も工夫しています。キレイなワントーンをアップするのはもちろんですが、戦略的にリタッチのショート動画を増やしたんです。

 

 

実は、塗布のリズムと、ブリーチ剤の粘度にもこだわっているんです。人間って、一定のリズムの動きを見ると気持ちがいいというか、癒し効果があるというか、上手く説明できないんですけれど、なんとなくぼーっと見てしまう習性があると思うんです。だから、リズム良く作ったリタッチのショート動画は再生回数が伸びるんですよね。

実際にフォロワー数も数カ月で4000人くらいから10万人くらいまで爆増しましたし、効果があったと感じています。ただし、僕は集客には困っていなかったので、徹底的にフォロワー数を伸ばすための戦略を行ってそれがハマったんです。集客目的なら別のやり方をしたほうがいいとは思いますね。

 

 

オンラインサロン「ANOTHER」をスタートしたのは、カラーを学ぶための場をつくりたかったから。カラーを学びたいけれど、教えてくれる人が身近にいない美容師さんもたくさんいると思うし、人に教えることで、僕のカラーの知見も磨かれていきます。オープンチャットも開設しており、日々、質問が上がってきます。それにもレスポンス良くきっちり答えているのが、ANOTHERの強みです。

 

質問に答えることで、教えることが上達している実感があります。僕自身、大きなオンラインコミュニティに入ったことがありますが、人数が多いとどうしても質問に対する回答をもらえるまでに時間がかかるんですよね。ANOTHERでは接客中でない限り質問にはリアルタイムで対応しますし、ブリーチカラーの初歩的なところから、応用的なところまで教えています。美容学生でもANOTHERで勉強するだけで、キレイなカラーができるようにしたいです。

 

>VARDY共同代表、中澤卓也との出会い

 

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