2年で20店舗まで拡大!超成長サロン EXCIA代表、中川俊樹さん登場 Z世代型サロン経営者が明かす「オキテ破りのマーケティング戦略」

20歳から独立準備!勤めていた店舗でプレ独立

 

 

勤め人のままでは状況を打開できないことは明白だったので、20歳くらいから独立の準備をはじめていました。ただ、物件探しに1年くらいかかっていたんです。ちょうどそのときに、最初に勤めた美容室のオーナーから「独立するまで店を手伝ってほしい」という連絡をもらい、恩義を感じていたので手伝うことに。

 

せっかくなので「プレ独立」のつもりで、ガンガン経営側に入っていきました。具体的には、検索結果を経由して最初に見る「LP(ランディングページ)」を最適化し、美容室を見つけてもらうためにSEO対策の記事なども設置することで、集客力のあるホームページをつくりました。SNSを徹底的に活用した個人集客も、この頃に培ったものです。

 

 

その期間の月収は30万円から40万円くらい。アシスタント時代の2倍です。生活にちょっと余裕も生まれ「このまま勤め人でも悪くないかもな」と思ったこともあります。そんな自分の気持ちが怖くなって、逆に独立する踏ん切りがついたんですよ。時間とお金を手に入れて家族を幸せにするには、やっぱり独立するしかないと。

 

1店舗目はコロナ禍での大阪・中津での出店でした。独立1年目で、立ち上げメンバーと月500万円の売上を達成。そのオペレーションやノウハウを徹底的に「見える化」して、再現性を持たせることで、自分がいなくても、700万円、800万円と売上が上がる店舗をつくりました。今は一人で月700万、800万を売り上げる美容師さんがいるので、店舗の売上としては少なく感じるかもしれませんが、僕はスーパースターを作るつもりはないんです。マーケティングの力で誰でも月100万売り上げられ、30万以上の給与を安定的にもらえる美容室を作りたいと思っています。

 

そのためにもメンズの髪質改善と縮毛矯正にフォーカスし、早期スタイリストデビューを可能にしました。技術を絞って、3カ月でデビューできる仕組みをつくりあげたんです。

 

>経営面の強みは”非常識な”マーケティング

 

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