カットがうまいじゃダメ。美容の本場NYで求められる美容師とは

2014.09.05

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日本の繊細なカット技術は世界が認める一級品。海外から高い評価を得ているテクニックを生かして、海外進出をするサロンが増えつつある昨今。

 

中でもバーバーブームの影響から、ニューヨークという街にあらためて目を向けている人も多いのではないでしょうか。

 

今回は、世界中から注目をされている「ニューヨーク」という大都市の中心街「マンハッタン」に29歳という若さで2店舗目となるサロンを出店し、自身もアメリカで生まれ育った「assort(アソート)」代表の小林Kenさんに、ニューヨークにサロンを出店した経緯や今現在の状況について話を伺いました。

 


 

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“自分の感覚”を信じることの重要性

 

—近年、日本のヘアサロンの海外出店が多くなってきたように感じますが、小林さんはもともと海外へ挑戦するということを考えていたのでしょうか?またその中でもニューヨークを選んだ理由はありますか?

 

「僕自身、誰も知り合いがいない環境であったり、教科書がない『新しい世界へ飛び込むこと』が好きということもありますが、美容師を初めて10年を迎えるという節目で、なにか新しいことをしたいと考えていたんです。

 

今の環境とは異なる海外出店を考え始めたこともあり、世界の各地を見てきた中でニューヨークに“ビビッ”と何かを感じました。

 

今までも知り合いのコミュニティの中で行動するより、自分のインスピレーションを感じるところへ飛び込んでみる。

 

甘えられる環境よりギリギリな状況でやっていく。という方が自分の能力を発揮できていたので、その時に受けた自分の感覚を信じて、何もつながりはありませんでしたが、『ニューヨーク』という場所に決めました。

 

本当にやりたくなる瞬間というのは理屈ではないですしね」

 

—なるほど。成功事例の情報を知っていたり、知り合いがいたからという理由ではなかったんですね。ニューヨークに出店する際に、現地でリサーチなどはしましたか?

 

「物件が決まった時、周りに何があるかなどの細かい情報を調べていたわけではなかったんです。

 

現地に行ってからわかったことなのですが、有名な美容室がすぐそばにあり、『どうなるのかな?』なんて思いながらいざオープンしてみると、その有名店で予約の取れないお客さまが流れてきたりということが数多くありました。

 

一階というのもありますが、ウォークインのお客さまも多くてローカライズなサロンとして順調にスタートをきれたんです。

 

基本、日本人が海外にサロンを出すときは、日本人をターゲットとして考えたマーケティングを行った後、それだけではビジネスとして成り立たないことに気づき、少しずつ口コミでローカルな方々を呼び込むということが多いはずなんです。

 

そういったことから考えると、意識していなかったことが自然とプラスの方向に向かっていて良い環境を作れているなという実感はありますね」

 

>海外出店をして感じたこと

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